ドゥラメンテ皐月賞優勝、息子と映画「ドラゴンボールZ 復活のF」を観に行く、五月人形も今年で仕舞いか、『旅のラゴス』など

4月12日(日)
テレビボードを買いに、家族でニトリに行く。色はブラウンのコンパクトサイズのものを、手ごろな価格で購入。

4月13日(月)
一日中雨。午前中Y先生の単行本原稿校閲、午後N先生の原稿校閲。帰りに、五反田駅ガード付近の、その辺りでは一番うまいと評判の立ち食いうどん屋おにやんま」で、かけうどんを食う。天かすは自由に入れられ、関西風のだしに、こしのある麺。なかなかうまい。

4月14日(火)
朝の通勤電車は山手線は一つ見送り二つ目に乗ればたいして混みを感じず、つり革をもてて、新宿で座れる。だいたい7時25分くらいに家を出るといい感じ。朝の通勤電車で、Fさんに借りた『旅のラゴス』を読み始める。文章を読みながら、深呼吸をしている感じの清々しい文体。夜、「空も飛べるはず」をギターで練習中に息子が歌い出す。僕が弾いて歌うのを聞いていて、いつのまにか覚えたようだ。嬉しい。

4月15日(水)
Y先生の単行本原稿校閲に取り組む。夜、Iさんと軽く飲んで帰る。その飲み屋で新橋で占いをしているという元気なおばさんを知る。

4月18日(土)
初夏のような爽やかさ。午前中、ギターの練習。午後、息子と「ユナイテッドシネマとしまえん」に今日から始まった映画「ドラゴンボールZ 復活のF」を観に行く。息子と二人で映画に行くのは数年ぶりで、息子によると「忍たま」以来とこと。映画はまずまずだったが二人で出掛けられたのは嬉しかった。映画を観た後、マックで息子はダブルチーズバーガー、僕はコーヒー。17時頃帰宅。夜、息子とかみさんは近所のYちゃんから借りた「あたしんち」のマンガを笑いながら読んでいた。

4月19日(日)
中山競馬場皐月賞。仲間と一緒に行くつもりだったが、風邪気味のため大事をとって欠席し、テレビ観戦。POGの持ち馬ドゥラメンテが衝撃的な勝ち方。テレビの前で大声を張り上げる。競馬場に行った皆からお祝いのメールをもらい、ドゥラメンテの写真も送ってもらう。とても嬉しかった。

4月23日(木)
夢にコント赤信号のナベさんが出てきた、「待たせたな〜」と。不思議だ。昼飯はWさん、Tさん、Gさん、Fさんと、うどん屋の「めんこや」。まずまずおいしかった。

4月25日(土)
退院後の状況確認と新たな投薬の再開のため、外来に。別系統の降圧剤を処方。まずはこれで様子を見ていくことに。ディケンズ二都物語』読む。

4月26日(日)
朝、息子と塾の国語の宿題をする。塾の宿題がなかなか大変なので、やり方の変更を僕が検討・提案。遊びとの両立が難しい平日は算数だけ行い、国語は1週間分まとめて日曜に、僕と一緒にやることにした。1週間分まとめてだったので2時間程度掛かるとみていたが、あっさり40分で終了。朝一番にしたのはよかった。今後もこのやり方を続けてみよう。
その後、五月人形とこいのぼりを出す。五月人形は僕の代からの年季の入ったもので痛んでもいる。ちょうちんが破れていたり、兜の前立の半分が折れてなくなっていたりする。それでも飾るとなかなか堂々としたもので、うちではここ数年玄関に飾っている。息子は今年小学6年生。飾るのは今年最後で、いよいよこの五月人形もお役ご免かななどと思いながら、かみさんと組み立てる。
その後、大泉学園にできた駅ビル「グランエミオ」に一人で行く。ジュンク堂が入っており、本はそろっていて今後重宝しそう。午後整体、その後、家族でスーパーに買い物。息子は先週に続き、マックでダブルチーズバーガー。最近とにかくよく食うようになってきた。夕方昼寝。夜、ゴールデンウィーク江ノ島に行くことを決める。モームモーム語録』、ディケンズ二都物語』、マクニールの『世界史』読む。写真は息子の今年の時間割。

4月27日(月)
最高気温が26度まで上がる。朝、引き続きFさんに借りた『旅のラゴス』を読み続けている。心地よい。S氏原稿校閲、Y先生単行本原稿校閲。昼、Gさんお手製のシナモンロールを美味しくいただく。

4月28日(火)
気温今日も夏日。Y先生の原稿校閲続ける。帰りに「おにやんま」で、冷やしうどん。

4月29日(水)
午前中ギター教室、午後、夏の旅について検討。息子、かみさんとともに、オオクワガタの幼虫を買ってくる。

4月30日(木)
朝の通勤電車座れず。先日の勉強会でお世話になったH先生に初めて原稿執筆を依頼。神田の事務所にご挨拶に行く。神田駅から歩いていると、神田祭の案内が至るところで見られ、祭りが近いことが感じられる。お土産に「庄之助最中」購入。行事の軍配うちわの皮に、たっぷりの餡。まずまずよし。

5月1日(金)
朝の通勤電車で『旅のラゴス』、最高に面白い部分「王国への道」。書き写したいところが多々あり。Y先生単行本原稿校閲。帰りに先日ネットで予約しておいた、明後日の片瀬江ノ島行きのロマンスカー切符を取って帰る。西武線小田急線の江ノ島・鎌倉フリーパス(これはお得。通常の片道+α程度の値段で往復乗り降り自由の切符が買える)と組み合わせて使うつもり。
『旅のラゴス』の「王国への道」より。
・書架のいちばん隅には移住者によって筆記されたこの地に到着して依頼の日記が数冊あり、これはなかなか面白そうであった。難解な書物で肩が凝った時などに楽しんで読むのがよかろうと思い、写真入り書物十数冊と共におれはそれを居間に運んだ。

・次にとりかかるのはいずれの書物群にすべきかと書庫の中で迷いに迷った末、おれはまず思想・哲学書の一隅に立った。人類の精神史ともいうべきそれらの書物はおれにとって実に魅力的に思えた。だが、最初の一冊を読みはじめておれは音をあげた。難解極まりなく、それはかの里の歴史や政治形態に関する知識が皆無に近いからであるに違いなかった。そこでおれはがらりと形而下的なものに対象を変え、実用書とでもいうべき農芸、鉱業、工業といった書物を読みはじめた。基礎知識は学校で教わっていたし、とにかく理解可能なものから吸収していくのが自然の順序であろう。思想・哲学それにまた詩学などは、いわば最終的な書物なのだ。

・四カ月後、おれは歴史と伝記に読み耽ってた。年代を追って史書を読み、各時代への理解を深めるため、それぞれの時代における重要人物の伝記はその時代の歴史に並行して読むという方法が、なんとぜいたくな、そして愉悦に満ちたものであったかは、かくも大量の書物に取り囲まれているおれにしかわからず、実際おれにしか体験できぬものであったろう。それはまた歴史理解の最も効果的な方法であったとおれは確信している。いつ読み終えるかもしれぬそれらの歴史をおれは散歩する暇さえ惜しんで読み続けた。といっても、焦燥とは無縁だった。かくも厖大な歴史の時間に比べればおれの一生の時間など焦ろうが怠けようがどうせ微微たるものに過ぎないことが、おれにはわかってきたからである。人間はただその一生のうち、自分に最も適していて最もやりたいと思うことに可能な限りの時間を充てさえすればいい筈だ。
 歴史と伝記に関する書物を読み終えるのには約一年かかった。読み終えた時はふたたび秋になっていたからだ。本来ならば歴史を学びつつ各時代に書かれた文学も併読すべきであったかもしれない。歴史への理解の度はより深まったかもしれないのだが、おれはことさらにそれを避けた。あまりにも愉悦が大きすぎるような気がして自らが不安だったからである。

・まことに、歴史というのは学問をしようという者にとってすべての学問の基礎であり、最初の学問ではなかったろうか。というのは歴史に続いておれが手をつけたのは政治経済関係の書物であり、おれはこれらに分類される書物のうち政治学史、経済学史より読みはじめたからである。もし歴史を学んでいなければこれらは理解不可能であったろうし、またこれらは政治学、経済学の本を読むための第一段階であった。ここを読破したなら、のっけに投げ出した哲学書思想書への再挑戦への足がかりにもなる。
 翌年の夏になったが、おれはまだ政治と経済にのめりこんでいた。これは泥沼であった。想像するに、実際の政治や経済の面白さ以上の面白さがそこにあるからではなかっただろうか。社会科学には一種の麻薬じみた中毒性が感じられた。

政治学の延長で、おれはいつの間にか社会学史、社会運動史、労働問題などの書物に読み耽っていた。(中略)解決策が提示されているものもあり、政治形態が改まらぬ限り解決できぬていのものもあった。おれはこのころからノートをとりはじめた。それまではいちいち以前に読んだものをもう一度読み返していたのだ。読み返したために新たな発見があったり真の意味が理解できたりすることもあり、それはそれで効果的な学習方法でもあったのだが。

・ついに我慢ができなくなり、おれは小説の類に手を出した。のめりこむことをおそれ、おれはせめて難解な古典から順に読んで行くことを自分に課した。しかし古典の難解さは実は古語の頻出のみに由来し、書かれている内容はその社会や時代の背景がわれわれのこの世界と似ていることもあって実に容易に理解できるのだった。

・あまりにも小説にのめりこんだため、なんとなく論理的な思考が失われはじめているような気がしたので、おれは解剖学の本に手を出した。しかしこれは暗記をせずにただ読むだけですますわけにはいかず、なかなか先へ進まなかった。何かいい方法はないかと考えた末、医学史を並行して学ぶことにした。医学史が近代へと近づけばやがて化学関係の知識も必要となってくるであろうから、その頃から科学史を並行して読みはじめようという予定も立てた。しかしそうした方面の書物はあきらかにおれ向きではなかった。小説もあいかわらず読み続けていたので、ともすればそちらばかり読み耽ることになり、科学関係の読書は遅々として進まなかった。

・わたし自身は、小説を中断してふたたび哲学に戻った。今度は哲学史から読みはじめたたため理解度は以前よりも大きかった。わたしの人間を見る眼や世界観、さらに人生観は二転、三転した。目まぐるしいほどの視野の移動と拡大があり、わたしの思考力、特に認識力は翻弄された。巨大な奔流が次つぎとわたしに襲いかかってきた。時おり読むことを中断しない限り精神が際限なく危険な状態に近づくのを避けることができなかった。特に厭世的な哲学は大いに危険であり、わたしの精神の健康的な部分はそれらへの抵抗で過熱状態になった。それを冷静なものにするためにはまたしても科学に戻る必要があった。

旅のラゴス (新潮文庫)

旅のラゴス (新潮文庫)

新オフィスに移転も、当日から唇が腫れて1週間入院

3月21日(土)
春のセンバツ開幕。故郷和歌山からは21世紀枠で桐蔭高校が出場。明日日曜日2日目の第1試合登場で、テレビ観戦できるのが嬉しい。ためていたブログを書く。息子が風邪気味で外で遊ばず家に。ギターの練習、岩波文庫ロビンソン・クルーソー』を再読。

3月22日(日)
ポカポカ陽気の一日。息子は咳がまだ出ていたが、体調は回復していたらしく元気で、塾の宿題をした後、一日中近所のTくん、Mちゃん、Yちゃんと遊んでいた。桐蔭敗戦。ミスで自滅した感じ。昼飯に秩父土産の蕎麦。冷たい蕎麦に天ぷら、おかわりはかみさんの優しさで温かい出汁で温かい蕎麦に。ひたすら『ロビンソン・クルーソー』を再読。

3月23日(月)
夜、Y・T先生の勉強会2回目。その後懇親会で23時ころまで。

3月26日(木)
会社引っ越しのため、ゴミ出し、段ボール詰め、残りPCだけまで。

3月28日(土)
Mが渡米。夕方から保谷まで歩き、町を散歩し、歩いて帰ってくる。博多豚骨ラーメンズ買う。

3月29日(日)
久しぶりに朝家族で一番早く起床。博多豚骨ラーメンズ読了。ギター練習、昼飯食ってからギター教室に。

3月30日(月)
会社が五反田に引っ越し。朝早く行き、荷ほどきをして10時からそろそろ仕事、と思っていたら、下唇の右端に口内炎のようなポチッとした腫れが出てくる。昼ご飯は普通に食べてしゃべっていたが、15時ころから腫れが下唇全体に広がり、17時ころには上唇にも及び始める。これはなんかおかしい、と思い、かかりつけ医に電話。翌日に見てもらうことに。ところが夕方以降さらに腫れがひどくなり、帰宅後22時以降は唇全体がたらこのようになり、まともにしゃべれず、もちろん食事もできない状態に。心配になったかみさんがいろんな病院に救急で見てもらうよう電話してくれたが、僕に持病もあるためか、なかなか受け入れてくれず、翌日のかかりつけ医にまずは見てもらってくださいという返事。それでも、そのときは口で息ができなくても鼻で息をすればよいくらいの軽い気持ちで、その夜を普通に寝て過ごす。

3月31日(火)
腫れはピークは過ぎたようだが、まだまだ人様に見せられるような状態ではなく、しゃべりづらいのは相変わらず。マスクをしてかかりつけ医の外来に。そこで、これはひどい状態で、もし気道に腫れが及んだら緊急を要する、ということで即入院。「鼻で息すればいいんじゃないですか?」「鼻も口も結局気道を通して肺で息をするのだから、同じです」と言われ、自分の無知さに、思わず笑ってしまった。まあ知らぬが仏で、それでぐっすり眠れたわけだが。かみさんが焦っていた理由がようやくそこで分かった。それはともかく僕のかかりつけ医が取手の診療所なので、その近くのJAとりで総合医療センターに入院。まさか入院をするとは思っていなかったので、かみさんに電話の上、入院支度を整えてもらい、来てもらう。会社にもメールで連絡し、とりあえず週内の仕事を調整。夜の食事から重湯が出る。

4月1日(水)
腫れはまだまだあるが、やはり少しずつひいてきている。ただ、唇だけではなくほっぺたの裏の口腔も腫れていたので、少し不気味ではあった。とにかく、声がかれてきたら危ないのですぐ看護師に言うように、と言われ、必要な検査を行い、安静に過ごす。おそらく、長く服用してきた降圧剤が原因である疑いが強いということだが、遺伝的な可能性もあるので、血液検査を中心に詳細に分析するとのこと。ただ、検査以外にやることはないので、これを機に前からやりたいと思ってできていなかった世界史の勉強をすることとした。かみさんに家から本を持ってきてもらう。息子も来てくれる。食事が昼からほぼ普通に。

4月2日(木)
腫れはだいぶんひいて、元の状態に近い状態まで。遺伝的な要因はなく、おそらく薬の副作用とのこと。ただし、その起こる可能性は0.1〜0.5%程度で非常にまれとのこと。ひたすら本を読む。

4月3日(金)
かみさんと一緒に先生の話を聞く。当初は、来週いっぱいくらい掛けて、副作用を起こしたかもしれない薬を少しずつテストして原因を特定するという話もあったが、テストしても必ずしも再現性があるわけではないので、原因を特定するのは難しい、代替の別系統の降圧剤を服用するのがよいだろうという判断に。週末を挟むので、週明けに血液検査をして問題がなければ週の前半のうちに退院という話に。その代わり、万一別の何かが原因だった場合に備え、緊急時の対応がしやすいよう東京自宅近くの大きな病院に紹介状を書いてもらい、一度かかっておくのがよいだろうということに。外出許可降りる。病院近くのスーパー銭湯に入浴、駅ビルの本屋で本を購入。

4月4日(土)〜5日(日)
ひたすら本を読む。日曜にはまたスーパー銭湯、本屋に行く。

4月6日(月)
朝血液検査。夕方結果が出て、明日の退院が決まる。会社に連絡。やはりひたすら本を読む。

4月7日(火)
かみさんが10時過ぎに来て、退院。かかりつけ医の診療所にも行き、報告。午後14時半ころ帰宅。入院中に読んだ本は以下のとおり。世界史の本は2回ずつ。

世界一おもしろい 世界史の授業 (中経の文庫)

世界一おもしろい 世界史の授業 (中経の文庫)

図解 世界史 (歴史がおもしろいシリーズ!)

図解 世界史 (歴史がおもしろいシリーズ!)

影の地帯

影の地帯

眼の壁

眼の壁

安井かずみがいた時代 (集英社文庫)

安井かずみがいた時代 (集英社文庫)

また、ディケンズの『二都物語』を読み始める。

夕方、心機一転、書棚の整理。ウィリアム・H・マクニールの『世界史』を読み始める。

4月8日(水)
冬のような寒い日。雪が舞う。自宅近くの大きな病院ということで、武蔵野赤十字病院にかかる。10時の予約で、終わったのが13時ころ。

4月9日(木)
出社。休み中にフォローしてもらっていたおかげでスムーズに通常業務に戻れる。つつがなく終了。ただ、退院明けだったためか、疲れた。

4月10日(金)
遅れていた単行本原稿の校閲に取り組む。

4月11日(土)
午後ギター教室。今日から吉田拓郎の曲からスピッツに移行。「空も飛べるはず」をまず選択。なんとか弾けそう。当初、7月に発表会ということだったが、先生が仕事でスペインにその頃行くことになったというので延期に。代わりに、別形式のカフェの発表会を6月ころやろうかなということで、何とかそこで発表できるよう目指す。

Mの送別会、みちのくの仏像展、丸17年の結婚記念で秩父に、久々にかみさんと神保町に

3月1日(日)
ギターの練習、午後ギター教室、その後家族でイオンに買い物に行く。『世界史の極意』読む。

世界史の極意 (NHK出版新書)

世界史の極意 (NHK出版新書)

3月7日(土)
競馬チューリップ賞。期待のコンテッサトゥーレは重馬場のためか6着。1番人気のNのクルミナルは11着。寒い中歩いて美容院に行き散髪。その後、高田馬場でMの送別会。「ダイニングキッチン豪」にて。料理うまく、また酒を飲む皆には日本酒の種類豊富でよし。Kも香川から今日のために来てくれた。あおい書店で買った「昭和元禄落語心中」7巻を読む。

昭和元禄落語心中(7) (KCx)

昭和元禄落語心中(7) (KCx)

3月8日(日)
かみさんと買い物がてらイオンに行き、薄いピックを買う。息子は留守番。以前からスーツケースがほしいと言っていたかみさん。イオンで安く売られていたので買う。昼飯はイオンで買ってきた赤飯と昨日Kから香川土産でもらった讃岐うどんの組み合わせ。ともに僕の好物である。ギターの練習、読書、昼寝。夜はかみさんと録画をしておいた「ボワロ最後の事件」をみる。心臓発作で死が近いボワロが犯人を殺害して終わる。25年にわたるシリーズの終わりがボワロの殺人とは…。オリエンタル急行殺人事件の最後のシーンでも十字架を握り直していたが、最終回でもそんなシーンがあった。ポワロは、神と人の行為について最後はどう考えていたのだろうか。

3月9日(月)
2月26日に復帰したSさんの産休・育休からの復帰祝いで、Iさんとともにランチ。会社近くの「本多」に。今日は息子のKくんが熱が出て旦那のお母さんに預けてきたとのことで心配な様子だった。

3月11日(水)
東日本大震災から今日で4年。快晴で体調はとてもよい。気温は低いが、いよいよ僕にも待ちに待った春が来たようだ。かみさんの47歳の誕生日。きちんとした祝いは日曜に秩父でする予定だったが、今日もせめて早く帰って飯くらいは一緒にと食べる。息子は自分の小遣いでパルコのユザワヤで写真立てと、お腹すいたでしょとファミマのコロッケをプレゼントしたらしい。買いに行くのも自分一人で行ったとのこと。いい男である。僕は家族3人のシュークリーム。夜は好きな曲のギターのコードをiPadで調べながら、かみさんが昔、中学の頃に好きだったふきのとうの曲や、僕が今も好きな「もしもピアノを弾けたなら」を弾いてみるがそれなりに弾ける。

3月12日(木)
午後からうちの会社が主催する育休関連の法律実務セミナーに受講者として出席。法律が多岐にわたり制度が複雑な分、ポイントが整理された資料は助かる。また、説明がとても実務的で勉強になった。

3月13日(金)
たいして忙しくないのに、イライラする午後。ストレスがたまっているのだろうか。疲れもありそう。夕方から東京国立博物館の「みちのくの仏像展」に。東北の仏像は7〜8年前に会津を旅して勝常寺などを訪れたときに少し見た程度。山形、岩手などには素晴らしい仏像が数多くあるが、それまで縁がなく、今回初めて見ることができた。黒石寺の薬師如来坐像天台寺の鉈彫りの聖観音、成島毘沙門堂の伝吉祥天像、毛越寺の訶梨帝母(かりていも)坐像など。今度は実際に旅をしてお寺で見てみたい。

3月14日(土)
弟の40歳の誕生日。午後、ギター教室。

3月15日(日)
丸17年の結婚記念日。先日のかみさんの誕生日祝いを兼ねて家族で秩父に日帰り旅行に行く。「ナチュラルファームシティ農園ホテル」の日帰り温泉&ランチバイキングのプラン。バイキングは、マクロビオティック(玄米菜食を中心とした料理)がうり。息子はラザニアとそば、うどんくらいしか好きなものはなかったが、僕ら夫婦は、野菜・豆類・こんにゃくなどがうまくそれなりに満足。温泉は露天風呂が狭かったが、男・女風呂とも貸し切り状態でのんびりできた。そこから歩いて道の駅ちちぶで買い物。息子はバイキングで食べたりず、食堂で「板そば」なるもの。あまりうまくなかったらしい。帰りに秩父仲見世でお土産を買い、レッドアローで帰る。

3月16日(月)
午前中は会社の引越し準備で、Wさんと紙ゴミを整理。あと少しで終わりそうなところまで。午後、R社のI氏と初めてお会いし、執筆の打ち合わせ。共同経営者のN先生もご紹介いただく。Gさん新居に引越し。『歴史の見方がわかる世界史入門』を読む。大変分かりやすく面白く読める。

歴史の見方がわかる世界史入門

歴史の見方がわかる世界史入門

3月17日(火)
0時過ぎまで、かみさんと二人で息子の学校の理科の宿題に取り組む。塾で大変だった上、学校の宿題もいつになく多いため例外的に助太刀。風呂に入る時かき混ぜるのはなぜかなど。なかなか面白かった。

3月18日(水)
母の67歳の誕生日。

3月19日(木)
息子の1年間通した皆勤賞実現までいよいよあと1週間を切った。僕は勉強よりも皆勤賞を重視しているため、学期ごとの皆勤賞にはそれなりに賞してきた。今回は1年間休まずを「スーパー皆勤賞」として祝う。その褒美を検討。午後O事務所F氏のところに解説の執筆依頼に伺う。

3月20日(金)
年休。丸一日の年休は今年度初めて。かみさんと久々に神保町に。二人で神保町に行くのは20年近く前までさかのぼるはず。まず、文房堂に。昔買った安価で小さなドイツ製の鉛筆削りが今も切れ味抜群で、日常的に鉛筆を使う息子にもいいのではとママが提案。しかし、今使っている鉄製ものはなく、あるものはもっと豪華で値段が高いものだった。しかし、同じドイツ製でプラスチック製のものがあった。これで十分と買い求める。その後、東京堂書店で本を見る。店内にカフェが作られているのは「らしくない」とおも思えたが、本の見せ方、セレクトは「らしくて」刺激を得る。昼は神保町ということでカレーに。欧風カレーの名店「ボンディ」に行く。11時半からの開店と思い、その時間に行ったら11時からの開店で、すでに満席に近い状態。なんとか滑り込む。僕ら二人ともエビカレーの中辛。ライスには刻んだチーズが入っているとのことで僕はチーズ抜きで。これががっつくほど美味い。エビがぷりぷりなのも嬉しかった。またぜひ行きたい。12時に店を出るころには10人程度並んでいた。店員さんによると毎日ランチ時はこんな感じとのこと。その後、岩波ブックセンターでも本を見て、古書店一誠堂書店などをぶらついて、これまた思い出の喫茶店の「伯剌西爾」で神田ブレンドとレアチーズケーキ。僕はチーズは嫌いだがここのレアチーズケーキは好きである。書泉から、最後はお茶の水の楽器店をのぞき家路につく。息子が学校から帰ってくる14時半ちょっと前に帰宅。

息子塾に通い始める&11歳の誕生日

2月8日(日)
午前中、生活費の管理あれこれとギターの練習。午後、ギター教室。吉田拓郎の「元気です」を学ぶ。

2月9日(月)
寒い日だが、床暖房のおかげで家は本当に温かい。原稿3本校閲、確認。

2月10日(火)
腸はまだ少しグルグルしているが、そのほかは体調よし、気分も頭もすっきりの一日。T先生の原稿は構成が前半今ひとつでまたまだ時間を要しそう。後半はWさんに手伝ってもらっているので今週中にはなんとかしたい。息子、今日から塾。昨夜は風邪のため宿題もせず早く寝たくらいなので体調は今一つだったはず。国語の先生に褒められたとのこと。

2月11日(水・建国記念日
Mの送別会の店を検討。読売新聞の試読申し込み、録画しておいた「網走番外地」を見る。午後、ギターの練習、義父のところに一人で行く。義母も来ていて3人で話す。

網走番外地 Blu-ray BOX I (初回生産限定)

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2月12日(木)
夜、社労士会の必須研修。I先生による多様な正社員の話。概念的な話がメインだが、なかに実務でも参考になる視点があり、勉強になる。

2月13日(金)
T先生の原稿校閲で、久々に超集中モード。いつのまにか、胃腸の具合も気にならなくなり、最近飲みたいと思えなかったコーヒーも飲んでいた。

2月14日(土)
かみさん、ファンの韓流スターのファンクラブの集いで午後から出掛ける。息子と二人で男同士うだうだと過ごす。夕方はかみさんが材料を切って用意してくれた鍋。Mの送別会の店を予約。

2月15日(日)
ドゥラメンテ共同通信杯2着。勝ったのはPOG仲間Kくんのリアルスティール。完敗。息子からクレヨンしんちゃんのシンメンの絵をもらう。

2月18日(水)
午前中会社OBのF氏の告別式に出席。その場で久々にIさん、Sさんともお会いする。式後、Iさん、Tさんとともに学芸大附属駅近くの喫茶店でお茶をしながら話す。午後、出社。

2月20日(金)
息子の11歳の誕生日。健やかに育ち、今月から行き始めた塾の宿題が大量にもかかわらずがんばっている。誕生日プレゼントはバディファイトのデッキ。最近の息子の様子を点描する。
・学校:友だち関係はまずまず悪くなさそう。時にすれ違いや軽いいざこざもあるようだが、塾やサッカーがある日でも、それまでの時間は友だちと遊びたいという感じ。勉強は普通。
・塾:大きな変化は2月10日から通い始めた塾。受験はしない普通コースだが、塾自体が大手の進学塾の一つのためか、土・日曜を問わず毎日スケジュール化された宿題の量が多い。ママは予習し、息子が宿題をするときは横に並んで二人三脚。慣れるまでは大変そうである。大変な一方で、塾の先生に褒められたりして自信を得ることもあるらしく、本人は塾に通うこと自体は前向きである。ストレスがたまり過ぎないよう、注意深くかみさんともども見守る。
・本:グレックシリーズをママと一緒に読んでいる。大好きとのこと。

グレッグのダメ日記

グレッグのダメ日記

・趣味:DSは相変わらず。モンハンなどさまざまなゲームを1日1時間。時にそれ以上行っている。また、カードゲームではバディファイト。iPadYouTubeを見るのも、カードゲーム関係が多いようだ。
・サッカー:これまで火曜日に屋上のコートで行うコースだったが、塾が同じ火曜日になったことから、木曜日の室内のフットサルコースに変更。コーチは同じで特に違和感はない模様。
・テレビ:動物の生態のドキュメンタリーが好きなのは相変わらず。ほかに、超常・怪奇現象モノ、アニメはカードゲーム関連のほか、ドラえもん&しんちゃんは変わらず。
・マンガ:キャプテン翼文庫版読了。コロコロは小遣いをカード購入に使っていなければ買う。
・身長・体重、靴のサイズ:身長143センチ、体重38キロ程度、靴は22センチから22.5センチ。

2月21日(土)
午後定例の外来。

2月22日(日)
息子の誕生会。義父の施設で、義母、義妹とも合流。僕がギターで「ハッピーバースデー」の曲を弾き、皆で歌い、ケーキも皆で食べる。その後、うちで夜ご飯。美味くて安い近所の販売専門の寿司屋「魚孝」のトロ、サーモン、いくらなど息子の好みを中心に。

2月23日(月)
夜、Y・T先生主催の勉強会を内幸町で。社労士の方10数名、実務家の方数名に、弁護士の先生方。その後、懇親会22時半まで。いろいろな先生方と知り合いになり、いろいろな話もざっくばらんにできて有意義で楽しかった。

2月24日(火)
昨日から少し気温が高く春が近づいている感。昨夜は勉強会後の懇親会で帰りが午前様になったが、今日はM先生の判例解説の校閲に集中。今回も大変実務的で品格あるよい原稿だ。

2月28日(土)
家から一歩も出ず休養。録画しておいた「緋牡丹お龍 花札勝負」「昭和残侠伝 死んで貰います」を見る。昭和残侠伝のほうはシリーズ最高傑作との評判もあるようだが、まずまず。緋牡丹〜のほうがキャラクターが多士済々で躍動感あり、面白かった。両作品に出ている藤純子も、お龍役のほうが綺麗である。

緋牡丹博徒 花札勝負 [DVD]

緋牡丹博徒 花札勝負 [DVD]

昭和残侠伝 死んで貰います [DVD]

昭和残侠伝 死んで貰います [DVD]

鍋お年玉大会、映画ホビット、E先生の新春賀詞交換会、新宿末廣亭、競馬の会、床暖房工事完了などなど

1月5日(月)
仕事始め。夕方から、芝公園の「ディナキャントス」で会社の新年会。

1月7日(水)
43歳の誕生日。午前中、表参道のK先生の事務所にて、K先生、S先生と解説記事の執筆打ち合わせ。S先生の準備が周到でよい原稿になりそうな予感がする。

1月10日(土)
午後ギター教室。その後、毎年恒例の家庭の年間計画と予算作成の作業を始める。

1月11日(日)
東京での初詣。いつもの田無神社に家族で行く。おみくじは、全員末吉。帰りに義父のところに行く。「家族は一緒に住むか、近くに住むべし」「家族は一緒にご飯を食べることだけで十分幸せなんだ」という話を義父が話す。昼飯を家族お気に入りの蕎麦屋で食べようとするが、駐車場が空いていなかったので我慢。家でカップ麺を食べる。昼飯を節約した分を生かして、夜、ママの企画で、夕飯の鍋のもち巾着の種によりお年玉をもらえるお年玉大会開催。息子(僕も)おおはしゃぎ。えびは「大吉2000円」、コーン「中吉1000円」、カマボコ「吉500円」、ソーセージ「末吉300円」、さつまいも「凶100円」、しょうが「大凶50円」。一つ目で、息子がいきなり大吉、ママが中吉に対し、僕は凶。僕が次に引くのはもはや吉が最高で、最悪大凶ということもという面白い展開。結果、二つ目は、息子が今度は大凶、ママは吉、僕は末吉だった。僕が2回目に大凶だったら、少し分けてあげようと息子は考えていたとのこと。泣かせてくれます。夜、家庭の年間計画と予算案をママに提案。話し合う。

1月12日(月・成人の日)
映画「ホビット 決戦のゆくえ」を見に行く。前作とは違い、一つのストーリーを素直に展開していたことで、気持ちよく楽しめた。

1月13日(火)
大学時代の友人でニュース配信会社にいるKに、記事利用について電話で相談。担当者を紹介してもらい、しばらくトライアルで利用させてもらうこととする。

1月16日(金)
夜、E先生の新春賀詞交換会にお招きいただく。ニューオータニの「ザ バー」にて。久々にE先生と秘書のSさんにお会いする。先生の人柄は自然体でユーモラス、そして仕事には真摯ということで惹かれる。そんな先生に声を掛けてもらえてありがたいことである。出席していた先生の顧問先会社の方々には、僕が携わっているWEBサービスや専門誌のお客様もいて利用状況を聞けたのも嬉しかった。

1月17日(土)
午前中、市のホールで、息子の合唱交流会。市の学校の5年生が参加する催し。父兄は一人だけ聞きに行けるということで、ママが参加。

1月18日(日)
ブログを書く。E先生にお礼の品をおくる。

1月19日(月)
夜、会社のFさん、Wさん、Tさんと、新宿末廣亭に。Fさんが落語を聴きに行きたいと行ったので、いい人が出る日が来たら僕が提案するとしていたもの。トリが小三治師なので混むのは分かっていたので終業と同時17時に出発。喬太郎、雲助、金馬、猫八・小猫、一朝、さん喬、正楽ほかの師匠方が登場。小三治師は「時そば」。美味い蕎麦が食いたくなって、寄席がひけた後、皆で近くの「蕎麦一」で蕎麦を食って帰る。

1月20日(火)
障害者雇用、女性活躍推進をテーマに、お客様モニター交流会。夕方から懇親会。

1月21日(水)
先週の水曜日から、肩凝りからか、頭がまわらず、やる気も出ない日が続いていたが、今日やっと普通に戻る。

1月23日(金)
午後から、鎌倉霊園に創業者の墓参。

1月24日(土)
午後、ギター教室。

1月26日(月)
Iさんが、誕生日祝いでランチをご馳走してくれた。幸せなことである。飯倉のいつもの店で、家族・両親のことなど話しながら。仕事は一日中企画会議の企画を考える。

1月30日(金)
床暖房の工事ができるようになり、今日その予定だったが、雪のため延期。

1月31日(土)
午前中、息子が2月から通う塾の説明会に出る。息子にはいろんな意味で厳しそうな印象だが、最初の半年間を乗り越えれば自信に変わるだろうと感じた。午後から競馬の会、渋谷ウインズにて。馬券は1勝3敗。夕方から駅近くの天狗で飲むが、1杯目に珍しく焼酎にしたのが悪かったのか体調が悪くなり醜態。早めに帰宅の羽目に。今後は気をつけねばならならい。

2月1日(日)
競馬セントポーリア賞で、POG期待のドゥラメンテ圧勝。

2月3日(火)
Y先生の単行本企画に一日かかりきり。夜、節分。息子が小鬼になり、玄関から外に元気に逃げる。まだまだかわいい。

2月4日(水)
夕方、3月末に引っ越す五反田オフィスの「墨出し確認」に。自分たちが座る場所、全体のレイアウトイメージを確認。そのまま直帰。最近、胃腸の具合がよくない。寒いこの時期はいつもそうだった気がするが。床暖房工事、終了。K社のUさんの尽力のおかげ。

2月5日(木)
Y先生のところに単行本企画説明にWさんと行く。おおむねよし。夜、僕らが携わっている新サービス関係メンバーでの新年会。神保町の「世界の山ちゃん」にて。A社のDさんと久々に会う。

2月7日(土)
息子の土曜参観。1時間目国語、2時間目音楽を見る。いい授業だった。3・4時間目は「造形教室」。いわば図工的な時間だったが、あまりよく分からなかったので、最初だけ見る。体育館で図工の時間に作成した作品の展示会が開かれていたので、それを見て帰る。菅原文太仁義なき戦い」を久々に見るが、金子さんの山守のキャラを知ってしまっているとあまり楽しめなかった。

仁義なき戦い [DVD]

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年末年始帰郷、中学の陸上部時代の仲間と集まる、福翁自伝、中山金杯万馬券

12月28日(日)
午前中ブログ、午後美容院。有馬記念ジェンティルドンナが引退レースを飾る。2着は3歳馬のビュイック騎乗トゥザワールドエピファネイアは外のほうの枠をひいてあの騎乗で負けたなら仕方なし。その後、義父のところに行き、明後日から和歌山に帰郷する旨話し、年末の挨拶。

12月29日(月)
仕事納め。仕事は午前中いっぱいで終了。Kさんの誘いで、大井に東京大賞典に。寒くて天気も怪しかったので、まずは浜松町で昼飯を食べ、軽く飲みながらワイワイ。Gさんはそこまでで帰り、その後、Kさん、Tさんとともに競馬場に。ワンダーアキュート本命も見せ場なしの7着。

12月30日(火)
和歌山帰郷。お昼の飛行機で。15時過ぎに実家に着く。近所のTさん家が恒例の餅つきをしていて賑やか。今回も後からおすそ分けをいただいたが、やはり杵、臼でついた餅はうまい。夜、中学の陸上部時代の仲間が集まる。和歌山市吉田の「月乃」にて。キャプテンのTのほか、男はTさん、Gっちょ、Y、僕。女は、T、H、Y、M。Mとは10年ぶりくらいではないか。今、東京で働いていてアゼルバイジャンワインを輸入しているという。以前の会社でもロシア語で仕事をしていたが、今もそれを生かしているようだ。途中、Gっちょが寝てしまうが、昔のことや近況をワイワイと。3人ごとに、三つの鍋を用意してもらい、僕とTさんと、Yの前には鴨のすき焼き。鴨のすき焼きは初めての体験だった。最後に、Tから水炊きの雑炊をもらったがこれが最高だった。そこから2次会は、僕がラーメンを食いたいという思いもあり、一昨年の夏に連れていってもらった「CELL BLOCK」に。飲む人は軽く飲んで、僕はラーメンを。いい夜だった。

12月31日(水)
晦日。隣りのお宅のJちゃんが遊びに来てくれる。皆でトランプをして遊ぶ。夜、息子は母と二人で応接間のテレビでダウンタウンの「笑ってはいけない〜」を見る。僕とかみさんは先に自分たちの2階の部屋でのんびり。ビブリア古書堂6巻読了。

1月1日(木・元旦)
弟が大晦日まで働いて車で早朝帰郷。家族そろって正月の朝を迎える。かなり冷える寒い日。お節を食べてから、一服する弟を残し、父母とかみさん、息子とともに近所の神社に初詣。元旦の朝だが、参拝者もまばらでのんびりとした雰囲気。参拝道から鳥居越しに、日のあたる小さな社殿を目にするときはいつも幸せな気持ちになる。お参りをしてから、おみくじ。僕は末吉、息子は大吉。家に戻ってから、弟は前日からまともに寝ていないのに、息子をトイザらスに連れて行ってくれるという。母、かみさんも一緒に、昨年和歌山にできたイオンに。息子は『妖怪ウオッチ 真打』を弟に買ってもらう。僕は実家に置いてある本の中から『福翁自伝』を引っ張り出し再読。やんちゃな福沢諭吉は今の慶応義塾のイメージとはまったく異なりむしろバンカラで早稲田のイメージ。今読んでもとても面白く、元気が出てくる。ところで、今から25年前の岩波文庫だが価格は310円。安い。当時の大卒初任給は17万円程度で、今は20万円程度。初任給ベースで1.18倍。それに対し、今の福翁自伝は1102円と3.5倍以上。岩波文庫のように名著が多い本は学生でも気軽に買えるのが本当はいいのだろうが、売れないから(読まないから)値段を上げざるを得ないという事情もあるのだろう。夕飯は弟好物のすき焼き、いなりずし。

新訂 福翁自伝 (岩波文庫)

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1月2日(金)
ぼたん雪が降る寒い1日。ずっと家から出ず、福翁自伝を読む。かみさんは母と買い物。午後叔母夫婦が来てくれて、一緒に正月を祝う。皆でトランプ。

1月3日(土)
昼飯を外で食べよう、ということで叔母夫婦にも声を掛け、一緒に。出がけに叔母夫婦を母の車で迎えに行く。叔母夫婦の住む団地の近くには、テレビ和歌山あり。初めて見る。パームシティの「ポムの樹」で皆好きずきにオムライスやパスタを注文。

夕方、弟おすすめの「グランド・イリュージョン」を見る。面白かったが、社会を巻き込む大掛かりな話の割に、動機が個人的なこと(本人にはとても大事ことなのだが)でアンバランスさを感じる。

1月4日(日)
帰京。中山金杯三連単166.9倍を当てる。年末の有馬、東京大賞典の負けから一転、幸先いいスタートとなった。

Iさん結婚式・披露宴、日本の国宝展、忘年会等、先祖調べ、床暖房

12月3日(水)
夕方、東京国立博物館の「日本の国宝展」に行く。水曜なのに特別に20時まで延長ということでありがたい。圧倒的に心に残ったのが、「土偶」たち。縄文のビーナス、縄文の女神、仮面の女神、合掌土偶。特に縄文のビーナスの美しさは比類なし。そのほか、藤ノ木古墳出土の馬具、平等院の「雲中供養菩薩像」見たかったががこれまで見られず初めて見られた、法隆寺の玉虫厨子薬師寺の僧形八幡神神功皇后坐像は久々にみたがやっぱり魅力的。そのほか、さすが国宝展らしく、素晴らしい作品ばかりで大満足。

12月5日(金)
夜、会社の忘年会。「赤坂うまや」にて。イベントのビンゴで2等の「クロームキャスト」をもらう。

12月6日(土)
午後、ギター教室。

12月7日(日)
午後、車の1年法定点検。

12月9日(火)
夜、お世話になったモニターの社労士の先生方に感謝会。「野田岩」にて。

12月12日(金)
夕方、表参道でコピーライティングの依頼を終え、仕事は終了。そのまま、広尾の東京都中央図書館に先祖調べ。今回は先日リファレンスサービスで問い合わせていた下記の内容(長くなるが、控えのために記録しておく)について、紹介された本を確認に行く。結論としては、紀州藩に残っているうちの先祖の資料の初代の出身である唐津寺澤藩の分限帳に、先祖の名前はなかった。ただ、紀州藩の資料にある幕府目付の名前等は実在のため、記録は正しいとみてよさそう。すると、考えられるのは、(1)微禄のため記載されていない家臣だったか、(2)紀州藩資料では先祖は寺澤家2代目の堅高の家臣と記載あったものの、現存する寺澤家の分限帳は初代時のもののみなので、記載がなかったということ。何とか、寺澤家2代目の、できれば改易時の家臣一覧を見られればよいのだが、寺澤家の現存資料は少ないとのことで難しいかもしれないが、次の課題として取り組みたい。なお、隣りの肥後国加藤清正の家臣に○○(うちの名字)彦左衛門がいるが、熊本藩の分限帳ではその子孫の確認ができなかった。

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問い合わせ内容
唐津藩の寺沢家時代の分限帳があるか。家臣の名前,禄高などが知りたい。

答え
唐津藩寺沢家時代の分限帳について、都立中央図書館で所蔵している寺沢氏に関する資料を調査しました。
資料1 「松浦拾風土記」「巻三の上」p.339-342に「一 寺澤家中分限並古文書寫」があります。また、資料2〜4に家臣の名前や禄高について記載があります。

【調査資料一覧】※( )内は都立中央図書館の請求記号と資料コードです。
資料1:『松浦叢書 第1巻』 吉村茂三郎著 名著出版 1974 (219.2/ 92/ 1 1122131030)
資料2:『唐津市史』唐津市史編纂委員会編纂 唐津市 1962(219.2/ 393/ 1 1122127459)
「第四編 近世」に「第四章 政治上の変遷」という章があり、「第一節 領主の交代」のp.542-571に寺沢家に関する記載があります。
p.545-561に、元和2年の士分に属する家臣の一覧と各々の知行高が掲載されています。

資料3:『賢君寺沢志摩守』松代松太郎著 唐津屋書店 1936.7(289.1/ テ2027/ 601 5008790333)
「第四章 所領と家臣」にp.49-67「二 家臣と食禄」という節があり、家臣の一覧と食禄が掲載されています。

資料4:『東松浦郡史』松代松太郎著 久敬社修訂増補 名著出版 1973(219.2/ 85/ 73 1122130955)
「第七章 藩政時代」に「一、寺澤氏」の節があります。その中の「三、所領と家臣」のp.186-198に家臣と食禄の一覧が掲載されています。

以下の資料には、家臣の名前や禄高は、詳細には記載されていませんでした。
『三百藩藩主人名事典 第4巻』藩主人名事典編纂委員会編 新人物往来社 1986.6(R/ 2150/ 229/ 4 1120216550)
p.414に「寺沢広高」、p.415に「寺沢堅高」の項目があります。

『西南地域の史的展開 近世篇』西南地域史研究会編 思文閣出版 1988.1(219.0/ 654/ 1 1123238247)
p.31-54に「寺沢・唐津藩領の石高」(松下志朗著)という論文が収録されています。

佐賀県史 中巻』佐賀県史編さん委員会編 名著出版 1974(219.2/ 141/ 2 1122037674)
p.437-656に唐津藩の章があります。

『松浦史』吉村茂三郎著 松浦史刊行会 1956(219.2/ 170/ 56 1122038279)
「第六編 江戸幕府時代の唐津藩領松浦」のp.200-215に、「第二章 寺澤氏」の章があります。
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夜、寅さん「寅次郎の告白」をみる。寅さんの登場は決して多くないが、少ないシーンでの寅さんの優しさが際立つ。

第44作 男はつらいよ 寅次郎の告白 HDリマスター版 [DVD]

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12月13日(土)
壊れている灯油の床暖房からガス式に変えようと、業者数件に依頼するが、うちの基礎の工法が特殊なためか、できないと断られる。できるとしても床の上に敷くタイプで、しかも1階のごく一部のみ可能とのこと。

12月14日(日)
Iさんの結婚式・披露宴に出席。椿山荘にて。祝儀袋を途中で落としたことがクローゼットに荷物を預けるときに分かり、大慌て。慌てて椿山荘のショップで祝儀袋を買ったり、ATMでお金を用意しているところで、一緒に出席するSさんに久々に会う。そうこうしているうちに、かみさんから電話。親切な方が目白警察署に届け出てくれたとのこと。帰りに取りに行くこととする。その後、同期のSくんとも久々に会う。Iさんの奥さんはしっかりした方で感覚的にもIさんにぴったり会う感じの方。キューピットとなった会社の先輩(?)の女性のお祝いメッセージがよかった。

12月18日(木)
お世話になっているFさんの会社の方と忘年会。お店はこちらもお世話になっているTさんの店。17時半から22時前まで。

12月20日(土)
今年最後のギター教室。今はリズム譜に応じて右手のストロークのやり方を意識しながらアップダウンを弾く練習。来年もがんばりたい。

12月23日(火・天皇誕生日
年賀状を書く。

12月25日(木)
帰り、麻布十番の「たぬき煎餅」で帰郷土産手配。

12月27日(土)
朝、床暖房の件で会社のMさんから紹介いただいたK社のUさんに、来ていただく。熱源機等の確認の上、「たぶんできるのではないか」とのこと。見積もりを出してもらうこととなった。午後は定例の外来。また、Kさんから頼まれた有馬記念の馬券を買う。僕も今日(日曜)、エピファネイア単勝をたっぷり(?)購入。ジャパンカップ圧勝にもかかわらず、騎手変更とコース変更がマイナスされ、2番人気。でも、5倍近くつくなら勝負するにおいしいと判断。さて、どうなることか。