東博の「やまと絵」展と「京都・南山城の仏像」展、「陸奥話記」を読み始める、夫婦ランチはヒルトン東京の「マーブルラウンジ」、M・K先生と「銀座ワイン食堂 パパミラノ サピアタワー店」

11月3日(金・文化の日
シナリオ講座課題作成。「リオの男」を見る。

11月4日(土)
シナリオ講座課題作成。スクーリングをWEBで受講。

11月5日(日)
シナリオ講座課題作成。

11月8日(水)
年休。東博の「やまと絵」展と、「京都・南山城の仏像」展に行く。
<「やまと絵」展>
 素晴らしい展示会だった。以下、特に印象に残った作品を記す。
●日月四季山水図屏風(15世紀 大阪・金剛寺、国宝)
 2018年、室町時代のやまと絵系作品としては初めて国宝に指定された作品。ダイナミックな構図で迫力あり。金銀の箔、泥を用いた装飾の工芸的な美しさ。また、実物を見ることの大切さをあらためて実感する。図録と比較して、色の深みが大きく異なる。
●四季花鳥図屏風(雪舟等揚筆、15世紀、京都国立博物館重要文化財
 水墨画の技法で山水画を大成した雪舟。その雪舟が描いた、大きな鶴の見事さ。雪舟が鳥獣を描いた絵を見た記憶がなく珍しいのではないかと思い調べたところ、東博に別の四季花鳥図屏風、前田育徳会に花鳥図屏風、山口県立美術館に牧牛図があることが分かったが、やはり数は多くないようだ。
●久能寺経 薬草喩品 第五(12世紀、国宝)、平家納経 薬王菩薩本事品 第二十三(長寛2年〔1164〕奉納、広島・厳島神社、国宝)
 今回の展示では、前記の日月四季山水図屏風とともに最も感動した作品。両者ともに、金銀泥で装飾され、大変美しく荘厳。前者は静岡の久能寺に伝来したことから久能寺経の名で呼ばれ、明治期に山岡鉄舟が再興した鉄舟寺に継承された。

 このほか、「絵巻(物)」が好きな私にとっては、有名どころがすべてそろっているのではないかと思えるほどの充実した展示であり、大満足。

<「京都・南山城の仏像」展>
 小さな展示だったが、京都浄瑠璃寺をはじめとして、南山城のお寺はこれまで訪れたいと思っていながら行くことができていなかったので、私にとっては貴重。浄瑠璃寺の九体阿弥陀如来坐像(12世紀、国宝)は一軀のみの展示であったが、深い紫色をした光背に金色の堂々した体軀で存在感があった。九体が並んでいれば圧巻であろうと思う。海住山寺の十一面観音菩薩立像(9世紀、重要文化財)は、道明寺の十一面観音菩薩立像を連想させた。神童寺の不動明王立像(12世紀、重要文化財)には、表情や体の造形がどこか子どもを思わせるような可愛らしさがあった。

11月11日(土)
車の保険更新。ハリー•パッカード『日本美術蒐集記』、尾上陽介『中世の日記の世界』を読むも途中まで。年末調整対応、シナリオ講座。シナリオ「竜二」読了。「白い巨塔」を見る。

11月12日(日)
将門記」を読む。やまと絵展&南山城の仏像展の覚え書き、シナリオ講座、おせち注文。

11月14日(火)
午後半休。健保でインフルワクチン。その後、神保町の古本屋をゆっくり巡る。

11月16日(木)
シナリオ「火の鳥 エデンの花」読了も、訳が分からず。

11月18日(土)
コロナワクチン。シナリオ講座課題作成。「地下室のメロディー」を見る。ジャン・ギャバンがよかった。

11月19日(日)
将門記」読了、「陸奥話記」に入る。シナリオ講座課題作成。

11月23日(木・勤労感謝の日
シナリオ講座課題作成。実家の母と電話、車検。

11月25日(土)
ブログを書く。夫婦ランチで、ヒルトン東京の「マーブルラウンジ」に行く。ビュッフェ。写真は撮らなかったが、どれも美味しくいただいた。料理が置かれたスペースがやや狭く、時間帯によっては人がずらりと並んでしまうことがあったのが残念であった。ランチ後、久しぶりに新宿を歩く。紀伊國屋書店、丸井のメンズ館。その後、池袋に移動し、西武池袋のロフト。

tokyo.hiltonjapan.co.jp

11月26日(日)
陸奥話記」を読む。シナリオ講座、ジョギング、整体、月間計画。

11月28日(火)
夜、「銀座ワイン食堂 パパミラノ サピアタワー店」で、M先生、K先生と会合。打ち合わせ後、楽しく、飲み、食べる。先生方の話は大いに勉強になった。

Tボーンステーキ

www.dynacjapan.com

11月29日(水)
昼前に、別のK先生の事務所に御礼のご挨拶に、Iさんと行く。ランチは、Iさんと渋谷ストリーム内の「酢重 Indigo」で、田舎太打ち麺の海老と野菜の天ぷら蕎麦。

www.suju-masayuki.com