7月26日〜8月1日:和歌山白浜旅行、実家に帰郷

7月26日(日)
羽田発10時半の飛行機で南紀白浜に。12時前に到着。着陸前に南紀の真っ青な海が太陽の光に映えてきれいだった。空港はこぢんまりして、その分ストレスフリー、荷物の受け取りはすぐに済んだ。
タクシーで1泊目の宿の「白南風(しらはえ)」に向かう。チェックインの時間前だったが荷物だけ置かせもらうよう前日に電話でお願いしておいた。荷物を置いて、宿から歩いて20分ほどの三段壁に歩いて向かおうとすると、途中、宿の女将が車で追いついて来てくれて、三段壁まで送ってくれるという。暑い日だったので、とてもありがたかった。
三段壁から豪快な青い海を見る。

熊野水軍の拠点となっていたともいわれる三段壁洞窟。洞窟の中では白波が飛び込んできて迫力満点だった。洞窟外にある足湯にも入り休日気分高まる。近くの福亀堂で昼飯を食べた後、千畳敷まで歩く。

千畳敷では、途中で暑くてたまらなくなり、近くのお土産屋兼休憩所でアイスクリームを食べながら、のんびりとする。
その後、日本最古の温泉の一つ「崎の湯」に行く。ただ残念ながら台風が近づいているため波が高いということで海側には入れず、手前の湯のみ。
海中展望塔に寄ってから、チェックインの時間に宿のご主人に迎えに来てもらい、宿に。
宿からの風景。

夜は部屋から花火をみながら食事。この宿はとにかく食事が大満足だった。伊勢海老をはじめとする多様で新鮮なお刺身、熊野牛のステーキ、鯛しゃぶその他豪華な夕ご飯。お腹いっぱい美味しいものをぜいたくに食べられて幸せだった。温泉はこぢんまりとした貸し切りの温泉で源泉掛け流し。宿の方のサービスはおもてなしの気持ちにあふれていて気持ちよく過ごせた。

7月27日(月)
2日目は宿から南紀白浜アドベンチャーワールドに。僕は30年前に家族と来て以来となる。今はパンダが主人公だが、当時はシャチの弁慶だったと、タクシーの運転手さんと話す。9時半の開園に着いてすぐに入るが、名物サファリめぐりは、どんどんよいコースから予約が埋まっていく。30分以上並んで手に入れたのは2階建てバスのコース。これも人気だろうなと思っていると、僕らが乗った10時半のコースは僕ら家族のみ。貸し切り状態でのんびり。2階で風を感じながら、スピーカーからの案内を聞きながら、見て回る。これはこれでよかったな。



サファリを見終えた後、昨年生まれた子パンダの「桜浜(オウヒン)」と「桃浜(トウヒン)」のいるところに。コロコロしていて可愛かった。

遊園地は行かず、他にもたくさん動物をみて、お土産をみて、14時ころまで。
その後、2泊目の宿の、和歌山の人間ならだれでも知っていると言っても過言ではない、昔からある「ホテル古賀の井」に向かう。
チェックインの時間前に着いたが、部屋ができているからとそのままチェックインさせてくれる。ちょっと休憩した後、ホテルのプールに。僕も久しぶりに一緒に。息子はもう25メートル泳げるが、これまでクロールだけだった。平泳ぎで泳いでみてとママに促されて泳ぐと、あっさりと成功。成長したもんだ。

夕ご飯はバイキング(ちなみに翌朝も)。これも親子連れにぴったり。みんな好きなものを好きなだけで食べて満足。食後にまだ外が明るいのでホテルの近くを散歩。

7月28日(火)
旅3日目。和歌山の実家に移動する前に、やりたいことは海釣り。「とれとれ市場」近くの「カタタの釣堀」を選ぶ。釣堀で竿・仕掛けは準備できるのは旅行中にはありがたいし、釣り堀でも鯛などそれなりに面白い魚が釣れるので。最初はまったく釣れず、あたりも分からないうちに餌がなくなっていたが、よく釣れる人にアドバイスを聞くと、「練り餌がやわらかすぎるので、堅めのこれを使ってみて」と幾つかくれる。そうすると、あたりが分かるようになったので、僕もそれを購入。仕掛けも気持ち深めに沈めるようにすると、息子と合わせて30分ほどで6匹釣る。ありがたかったなあ。

昼まで遊んだ後、とれとれ市場で、昼飯。お土産を買って、そろそろ白浜の旅も終わりに。最後に、僕は南方熊楠記念館に、かみさんと息子はエネルギーランドに行って、後から白浜駅で合流。南方熊楠記念館はこぢんまりしていたが、いろいろ熊楠のゆかりの品がみられてよかった。ちなみに、かみさんと息子が行ったエネルギーランドは僕も30年前の家族旅行で行ったが、今は正直あまりよくなかったという。
アメリカ時代に作らせた植物標本のトランク

15時ころのくろしおで、和歌山駅に向かい、夕方、実家に到着。父は怪我をして以来、酒も飲みたくなくなったと言ってやめ、気の弱いところを日常的にのぞかせるようになったらしい。随分前に週2回は行っていたパチンコをやめ、最近ではたばこもやめていた。今回は酒までやめて、毎日ただテレビをみることが楽しみという日々。どこか生気が薄らいできている感があるが、そこを母が舵をとりながら、時おり喝を入れながら支えているというのが現状のようだ。

7月29日(水)
誕生日プレゼントをあげられなかったからといって、弟が息子を連れて、ツタヤにゲームを買いに行く。夜、中学時代の陸上部の男の仲間たちが集まってくれる。キャプテンのTが声を掛けてくれて、Tに、Tさん、G、Yの4人と、和歌山東口の「舌屯」で。みんなは7月上旬にマネージャーのKの帰郷時に、男女のいつものメンバーで集まっていた。そのときの話や昔の話で盛り上がる。

7月30日(木)
夏帰郷時の恒例の庭でのバーベキュー。息子は、去年弟と一緒にバーベキューの準備をしたことが誇らしく楽しかったらしく、とても楽しみにしていた。まず買い出し。これまで肉は、父の会社の関係で知っていた店からいい肉を安く買えていたのだが閉店してしまい、スーパーに。ただ、僕はその前にぶらくり丁のナルミ楽器で中古のギター(モーリスのW20)を購入。8月8日に初めて発表会で演奏するにもかかわらず、1週間も弾けないのは直前だけに痛い。東京から送るのはかえって高くつくのであらかじめ和歌山で安いのを買おうと決めていた。いいのが見つかり満足。途中で車でひろってもらい、一緒にスーパーに。肉代は弟が出して親孝行。父は杖をついて歩き、エスカレーターには弟が手を添えて一緒に乗るほど衰えていた。
帰宅後、弟と息子は、暑い時間から庭に穴を掘り、炭をおこし網をセットし、準備する。叔父叔母も到着、隣りのJちゃんも合流し、夕方から開始。夜にはJちゃんのご両親も参加し、楽しむ。僕が白浜のとれとれ市場から送っておいた貝類詰め合わせもみなに喜んでもらえた。

7月31日(金)
弟が午前中のうちに帰路に着く。その後、母とかみさんとともに、再びぶらくり丁に行き、「力餅」で昼飯用に持ち帰りのうどんセットを購入。かみさんと母はドンキホーテに。ドンキホーテでかみさんが使っている韓国メーカーの石鹸が定価の9分の1程度で安く売られているのを発見し幾つか購入(母も後から使ってみて気に入ったとのこと)。「力餅」のうどんは相変わらずうまかった。

実家にいる間は家族みんなでトランプのババ抜きと七並べをして盛り上がった。

8月1日(土)
14時過ぎに実家を出て、夕方の関空発の便で帰京。飛行機の出発が予定より1時間遅れ、羽田に着いたの19時過ぎ。「南国酒家」で夕ご飯を食べて、22時過ぎに家に着く。