鰻を食べる(日本橋「はし本」、和歌山「二与呂」)、歌舞伎を久々に見る、映画2本、和歌山に家族3人で帰省、『南総里見八犬伝』を読み終える

8月2日(水)
年休、外来。つつがなし。今月下旬の息子の4日連続ライブに備え、抗原検査キットを買っておく(追記:息子、8月31日から発熱、9月1日にコロナ陽性になる)。

8月3日(木)
夜、日頃の労いと暑気払いを兼ねて、Fさんと鰻を食べに行く。日本橋「はし本」で、夏季特別コース。鰻の刺身は初めて食べた。鰻の焼物、肝焼がコクが深くうまし。うな重はもう少し大きくてもよかったが、Fさんにはちょうどよかったようなので、よし。

鰻の刺身と湯葉

うな重、骨煎餅、赤出汁肝入

www.unahashi.com

8月4日(金)
息子、深夜バスで友達と一緒に愛知に行き、5日乃木坂コンサート。

8月5日(土)
息子深夜バスで帰京。午前、シナリオ講座の課題作成。午後、歌舞伎を久々に見に行く。演目は「新門辰五郎」「団子売」。歌舞伎を見ていきたいと思うのかどうかを確認するために、しっかりと見られる1等席で見る。「新門辰五郎」は珍しい演目らしい。勘九郎の息子の勘太郎が、辰五郎の伜丑之助を演じて、明るくてよかった。全体的にはあまり感動はなく、まずまずという感じ。ただ、今回は珍しい演目だったので、これから名作といわれる作品を、安い席でいいのでしばらく見ていこうと思う。夜、録画しておいた「バッテリー」を見る。

歌舞伎座入り口

eiga.com

8月6日(日)
南総里見八犬伝』を読む。シナリオ講座課題作成。ブログを書く。

8月11日(金・山の日)〜17日(木)
家族3人そろって、和歌山に帰省。11日、12時羽田発関空行きの飛行機で移動。12日午前M叔母の家、A家にお土産を持って挨拶に。A家の家に行くのは40年ぶりくらいか。A家で真桑瓜を初めて食べる。うまい。また、Aのおばちゃんが僕らが来るということで朝から手焼きしてくれた「かき餅」をいただく。夕方、友達のGが家に迎えに来てくれる。Gの実家でGのおばちゃんの初盆のお参り。Gの実家に行くのも40年ぶりくらいか。夜、中学時代の陸上部の集まり。Tの右肩腱板断裂の快気祝いも兼ねる。店は「焼き鳥かいろ」。男女キャプテンの二人のT、店を手配してくれたF、Tさん、G、Y、僕の今回は7人。

retty.me13日、午前従兄弟のE夫妻来る。午後、買い出し。夜、お隣りさんのT家とうちの庭でバーベキュー。
14日、和歌山市駅近くに昨年できた有吉佐和子記念館に。ちょっと展示数が少なく残念。カフェスペースよりも展示スペースを大きくすべし。記念館を出て、たまたま振り返ると、南方熊楠の子孫が今も経営している酒造会社「世界一統」の看板がビルの上に見えた。ひょっとしてと思い、近くまで行くと、そこに会社が。お盆で休みのようだったが、熊楠の案内看板もあった。その後、近くの市民図書館ものぞく。CCCが運営に携わっているようだ。僕が実家にいた頃とは違い、若い人の利用者数が多くなっている感じ。気軽に入りやすい雰囲気なのが功を奏しているのだろう。よいことだ。関西の鰻を食べるべく、和歌山駅近くの鰻屋「二与呂」に移動。関東と違い、蒸していないのだが、意外にあっさりしていた。和歌山駅隣りの近鉄百貨店でお土産手配。

ariyoshi-sawako.jp

熊楠の子孫が営む酒造会社「世界一統」

熊楠の案内看板

「二与呂」のうな重

 

15日、台風通過、休養。
16日、台風が去って晴れる。母とかみさんと湯浅に行く。湯浅は醤油発祥の地。かつて醤油屋がたくさん建ち並んだ地は今はさびしい限りだが、それでも一部残って、重要伝統的建造物群保存区としての指定を受けている。江戸末期創業の太田久助吟製は金山寺味噌の老舗。諸説あるが、金山寺味噌醸造過程から生まれたのが、現代につながるたまり醤油の原型とされる。天保12年創業の醤油屋角長は無料で見られる資料館も運営しており、地域に貢献している。この辺りをぶらぶら歩いた後、「湯浅温泉 湯浅城」で会席料理をいただき、温泉に入る(もちろんこの城は本物ではない。近くの山に湯浅城址がある)。また、湯浅は「しらす」も有名ということで、こちらも老舗の「しらす屋 前福」で、お土産に「釜揚げしらす」を買う。夕飯に皆で食べたが、大変うまかった。

角長

資料館

湯浅温泉 湯浅城

湯浅の海

 

17日、関空発羽田行きの11時の便で帰京。持参した本は、伊集院静の『ミチクサ先生』の上巻。行きの羽田から読み始め、ちょうど読み終える。

8月19日(土)
『人と蔵書と蔵書印』『ミチクサ先生 下巻』を読む。整体、美容院、シナリオ講座。夜、山中貞雄監督「丹下左膳 百万両の壺」を見る。『ONE PIECE』106巻を読み終える。

8月20日(日)
南総里見八犬伝』を読み終える。2021年3月14日から、毎週日曜、朝起床後すぐに1時間、30ページを目安に読み進めてきた。時に読めない週もあったが、毎週の楽しみであり、また学ぶこと多く、日常生活の中の心の一つの拠り所でもあった。馬琴さんと、この貴重な本を譲ってくれた、会社OBのNさんに感謝。洗車。シナリオ講座。

南総里見八犬伝』(岩波書店

8月23日(水)
夜、お世話になっている執筆者のK先生ともう一人のK先生、会社のKさんと暑気払い。目黒権之助坂の「ぴんちょ Japanese Pinchos Bar Tokyo」。話が尽きることなく、2時間余り。料理はおいしく、店の雰囲気もよく、なかなかよかった。

pincho.tokyo

8月25日(金)
息子、28日(月)まで4日間連続で、乃木坂のコンサート。

8月26日(土)
『ミチクサ先生 下巻』を読む。夕方から義母・義妹の家に行く。少し話してから、義妹の転職祝いを兼ねて、駅近くのお寿司屋さんで夕飯。僕はちらし、皆はにぎり。おいしかった。

ちらし寿司

8月27日(日)
ウォーキング。シナリオ講座。月間計画。

8月29日(火)
シナリオ「東京物語」を読み終える。

8月31日(木)
仕事をしていると、かみさんからLINEで、息子が発熱し、のどの痛みも強いと連絡が入る。終業後、いったん帰宅して荷物を整理して、かねてからの考えどおり、僕は隣りの駅のビジネスホテルに感染対策で退避。