4月1日(土)
鷗外『青年』読了。大学の時以来の再読。面白く読む。大学の時から印象に残っていて今も時折思う一節。「現在は過去と未来との間に劃(かく)した一線である。この線の上に生活がなくては、生活はどこにもないのである。」
4月2日(日)
『南総里見八犬伝』を読む。今日は走る気がなく、ウォーキング。ブログを書く。美容院に行く。スーツのズボンのポケットに穴が空いてしまったので、新しいスーツを買いに行く。夜、録画しておいた「ウィンストン・チャーチル」を見る。成功も失敗も終わりではない。肝心なのは続ける勇気だ。
4月4日(火)
帰りの山手線が遅延。原宿で降りて副都心線で帰る。有吉佐和子の『青い壺』を読み始める。すごいと感じる。
4月7日(金)
年休。五島美術館「古今和歌集を愛でる」展。よし。近年新発見された定家の「源氏物語奥入断簡 胡蝶」も見ることができた。昼は近くの蕎麦屋「はやかわ」で、生シラス丼とかけ蕎麦のセット。シラスたっぷりで、蕎麦も美味しくて満足。神保町に向かうべく、二子玉川駅までバスで移動。ただ、これは十分歩けた。二子玉川駅は約30年ぶりではないか。こんなに大きかったかな。神保町で本を見て回る。蔵書印の本が収穫。その後、湯島聖堂を見て、練馬区立美術館で「本と絵画の800年」展。夜は「やきとり門福」で生ビール、焼き鳥いろいろ、とりわさ、焼きおにぎり。店員さんが日大の相撲部出身、面白い話を聞くことができた。
4月8日(土)
昨日の展示会の資料の整理。梅崎春生『桜島』読了。ずしんときた。
4月9日(日)
『南総里見八犬伝』を読む。ホームページ作業。ジョギング。
4月12日(水)
年休。外来、恙無し。昼は、曙橋の韓国料理屋の「味加」。お土産に買ったパンが驚くほどうまかった。店の名前は「ドラゴーネ 曙橋駅前店」。調べてみると、うちの沿線にもあるではないか。今度そちらで買ってみよう。『ONE PIECE』105巻読了。夜、アマプラで、ブラウン神父シリーズを2話見るも、あんまり。
4月15日(土)
朝から雨で気温が13度。肌寒い。Nから借りていた芹沢銈介『文様図譜』を読む。見ようと思って見られていなかった本でありがたし。かみさんは今日、明日とライブ、息子は今日、友達とサッカー観戦に。ということで、今日の夕飯は一人。雨だったが、前から行きたかった、清瀬の「レバニラ定食kei楽」に。山形庄内産豚レバニラ定食 。大ぶりの唐揚げサイズのレバーがごろごろ。ニラも、もやしもシャキシャキ。大変美味しかった。ライスは半ライスでも満腹。
4月16日(日)
『南総里見八犬伝』を読む。ホームページ作業。皐月賞、POGの指名馬シャザーンは6着。ダービー出走権を得られる5着に入れなかったのは残念。ただ、賞金でダービー出走が叶えば、好勝負になるのではとの手応え。祈るのみ。
4月19日(水)
『キングダム』68巻読了。
4月22日(土)
先日神保町で買った『人と蔵書と蔵書印』を少しずつ読み進めている。今の自分の関心にドンピシャでとても幸せな読書時間である。今月の夫婦ランチは僕の企画で、北参道のイタリアン「TRATTORIA FILARE」。前菜の三浦野菜のテリーヌがシェフのスペシャリテの一つ。野菜の甘さが凝縮、大変おいしかった。パスタは生ウニのクリームソース、メインは牛のほほ肉の赤ワイン煮を選んだ。ともに意外にあっさりしていた。かみさんはパスタがチーズソースのイチジクの入ったラビオリ、メインが鴨の料理。その後、近くをぶらぶら歩く。将棋会館、国立競技場にそれぞれ入ってみる。将棋会館には熱心な子どもたち。競技場では「東京陸上競技選手権大会」が行われていた。夜、梅崎春生「蜆」読了。よい。
4月23日(日)
『南総里見八犬伝』を読む。ジョギング、洗車、生活費振り込み。先日注文したスーツを取りに行く。会社OBのKさんが市議会議員選挙に立候補したものの、残念ながら落選。
4月25日(火)
夕方、Oさん、Fさんとともに、M先生の事務所で書籍の打ち合わせ。終わった後、銀座「三亀」さんでご馳走になる。僕は12年ぶり。その時もM先生に連れて行っていただいた。料理はもちろん大変美味しい。今回はご主人からは料理の、お女将さんからは貴重な戦後間もない頃の銀座のお話を聞くこともできて、ただただありがたし。