2019年11月9日（土）
ブログ再開。
2019年11月10日（日）
「一目置かれる知的教養 日本美術鑑賞」によると、長谷川等伯の松林図屏風は毎年1月に東京国立博物館で公開されているという。常緑の松は吉祥、そのため初詣を兼ねて毎年、これを鑑賞するために博物館に足を運ぶファンも少なくないとのこと。また、尾形光琳の紅白梅図屏風は、熱海のMOA博物館が所蔵しており、毎年、梅の季節に合わせて公開されているという。公開時期には、光琳屏風と本物、両方の梅を楽しむ人で賑わうらしい。午後、散歩。保谷中町を巡り、1時間ほど歩く。途中、果樹園で、レッドゴールドという品種のキウイを買う。実が黄色がかった緑色で真ん中が赤い。甘酸っぱくて美味しかった。夜、久々にギターを弾く。菅田くんのさよならエレジー。
2019年11月11日（月）
「一目置かれる知的教養 日本美術鑑賞」読了。術後のお腹の膨らみでスーツのスラックスが入らないため、銀座山形屋に買いに行く。しっかり体のサイズとフィット感をチェックしてもらい、2着オーダー。昼飯は、大泉学園のイタリア料理店「ア ミオ アージョ」で、パスタランチ。秋刀魚と小松菜の和風パスタ。見た目も素敵な前菜とパン、飲み物もついて、満足。ただ、車のキーを落としてしまい、焦る。かみさんが合鍵を持ってくれていたので、それで対応。
2019年11月12日（火）
午前中読書、散歩。散歩は保谷駅まで往復。昼飯後、自動車保険更新。十二国記「白銀の墟 玄の月 」第三巻を読み始める。二巻までと違い、スピーディーな展開。面白い。
2019年11月13日（水）
先日ニュースでみた、AIによるくずし字解読について、調べる。手元のパソコンやスマホからでも使用できること、人文分野ではデータベース化が画期的なまでに進んでいることに驚く。
dl.ndl.go.jp
「白銀の墟 玄の月 」第三巻読了。待ちに待った驍宗がやっと出てきた。
2019年11月14日（木）
神保町に行く。文房堂で、鳥獣戯画のブックカバーを買う。八木書店の3階で奈良絵本の展示をしていたので見る。案内の文書をまとめた冊子と照らし合わせてゆっくりみる。ご主人から、奈良絵本の「御曹司島渡」がガリバー旅行記の元ネタになったかもしれないとの研究者の最近の説を聞く。御曹司〜には、小人や女人、馬人の島が出ている。絵本が江戸時代のオランダ商館から、ヨーロッパに伝わり、スティーブンソンが目にしたことがあったかもしれないという。絵本は、ガリバー旅行記に先立つこと、100年。昼飯は、久々にランチョン。かみさんはカキフライとライス、僕はハンバーグとパン。食事の前に、ランチョン創業110周年を記念した110円ビールを飲む。アテは塩タン。グラスは記念で持って帰れるサービス。「白銀の墟 玄の月 」第四巻読了。
2019年11月15日（金）
柳宗悦「柳宗悦 民藝紀行」より。
「……資材あっての工藝である。楮が繁れば、和紙の産地である。麻が畑に見えれば、麻布を予期していい。同じ土焼の破片が数あれば、それで窯が見出せたといもいえる。街道をつたって同じ仕事が目に繰り返って映れば、その業（わざ）に歴史があることが判る。漆器屋、竹籠屋、箪笥屋等、多くは集団して軒を連ねる。京の夷川等いい例である。
それ故町の名を頭に留めていい。大工町、檜物（ひもの）町、金屋町、鍛冶町、鋳物師町、銅町、呉服町、紙屋町、箪笥町、紺屋町等々工藝の町々が歴史を負って至る所に残る。……城下町にはこの幸が多い。」
社労士会必須研修をe-ラーニングで受講。散髪。「天下奪回」読了。中身の薄い歴史小説。前半は大半が表面的な歴史的事実の羅列、最後はあっけない幕引き。読者がタイトルから期待するのは、たとえフィクションでも、その展開の必然性を担保に、見事天下を奪う話ではないか。エンタメになりきれないストーリーでがっかり。また、描写もおおざっぱで浅く、知的満足度も低い。司馬遼太郎や吉川英治の偉大さを思う。
2019年11月16日（土）
読書、散歩。散歩は、いこいの森公園まで往復。昼飯後、空気清浄機のフィルターなど一式を掃除、洗う。息子、歯の矯正が昨日から本格的に始まる。歯を強く締められて痛みが強く、食事も普通に食べられず。
