『若冲になったアメリカ人 ジョー・D・プライス物語』と『柳孝 骨董一代』、「源氏物語展-珠玉の三十三選-」展と「大田南畝の世界」展、シナリオ・センター通信講座申し込み、川崎競馬場で関東オークス出走のフェブランシェの応援、Tさんと約3年半ぶりに会って食事、夫婦ランチは吉祥寺の「Vietnam French De salita」

6月3日(土)
若冲になったアメリカ人 ジョー・D・プライス物語』を読む。若冲は23歳で青物問屋の4代目当主となるが、絵画への思い立ち難く、宝暦5年(1755)、40にして弟に家督を譲り、画事に専念することとしたという。調べてみると、当時の平均寿命は50歳。もちろん、当時は今よりも幼くして亡くなった子も多かっただろうから、無事に成人を迎えられた人の寿命はもっと長かっただろうが、それでも晩年との認識は若冲にはあったのではないか(実際はその後、若冲は長く生きて85歳で亡くなる直前まで作品を描き続けた)。自分にとって大事なことをやり残さぬよう、人生は悔いのないように生きたいものだ。整体、POGコメント作成。

6月4日(日)
南総里見八犬伝』を読む。ジョギング。POGコメント作成の続き。月間計画。ブログを書く。

6月7日(水)
外来。恙無し。昼飯は前回行こうとして行けなかった、韓国料理の「茶啖 (ダダム)」に。生ビール(かみさんは生マッコリ)、海鮮チヂミ、サムギョプサル、水冷麺。サムギョプサルは分厚い肉を、少し斜めにした鉄板で焼く。油が鉄板下の溝に落ちていく仕組み。キムチと玉ねぎも鉄板の下のほうで一緒に焼く。すべて店員さん任せ。肉が焼けると、はさみでざくざくと切り、鉄板の上部を満たすようにずらりと並べる。味よし、食べ応えありで満足。焼いたキムチを食べるのは初めてだったが、こちらもいけた。

tabelog.com

6月10日(土)
若冲になったアメリカ人 ジョー・D・プライス物語』読了。「誰が描いたかが重要なのではなく、私が気に入った絵が私を幸せにする」というプライスさんの考え方に気づきを得る。梅崎春生ちくま日本文学全集読了。散髪。天理ギャラリー展「源氏物語展-珠玉の三十三選-」に行く。①国冬本、池田本、②室町末期写の白描絵巻、③藤原定家、林宗二(饅頭屋宗二)、三条西実枝九条稙通、契沖、賀茂真淵本居宣長の自筆による注釈書を見られたことが大きな収穫だった。今年初のとうもろこしを食べる。まだ、味は薄めだが、フレッシュで美味しかった。

www.tcl.gr.jp

6月11日(日)
南総里見八犬伝』を読む。昨日見た展示について感想をまとめる。『詩歌川百景』3巻読了。いい作品。実家に電話。夜、家族で「麺や谷口」にラーメンを食べに行く。

retty.me

6月14日(水)
年休。午前は昨日買ってきた『月刊シナリオ教室』を読む。シナリオ・センター通信講座申し込み。午後から出かける。西武池袋本店の「生誕120周年記念展 板画家 棟方志功の世界』展をのぞく。その後、たばこと塩の博物館の「大田南畝の世界」展。南畝の人生の豊かさを味わえる展示だった。創作、出版・詩会・狂歌会・宝合会・和文の会・古物珍物会などのさまざま活動を通した人との交流、書物の筆写・抜き書き、見聞・伝承の記録・考証、江戸・大阪・長崎での公務の成果など。その後、川崎競馬場に。川崎競馬場は初めて。フェブランシェの関東オークスの応援。N、Sくんと。フェブランシェは残念ながら7着惨敗。その後、川崎駅前のビルの21階にある「甘太郎」で飲んで食べて帰る。久々に午前様。

www.adfwebmagazine.jp

www.tabashio.jp

川崎競馬場

パドックでの様子
甘太郎 川崎駅前リバーク店
〒210-0007 神奈川県川崎市川崎区駅前本町12-1 川崎駅前タワーリバーク21F
3,000円(平均)

r.gnavi.co.jp

6月16日(金)
仕事が終わってから、会社のかつての先輩で今は社労士として独立されているTさんと池袋の中華料理「青龍門」で食事。Tさんは、僕が手術後にまだ自宅で療養している際に見舞いに来てくれた方。コロナが5類に移行したので、そのお礼方々、お誘いした。Tさんと会うのは見舞いに来ていただいた時以来なので、約3年半ぶり。話が尽きず、あっという間の3時間。楽しかった。

seiryumon-ikebukuro.com

6月17日(土)
先の大田南畝展の図録を見ながら感想まとめる。先日読んだ、ジョープライスさんの本で紹介されていた『柳孝 骨董一代』を読む。美しい静かな文章と写真。読んでいて味わい深く、至福の時間。柳さんのものの見方にも触れることができ、学ぶところ多し。

6月18日(日)
南総里見八犬伝』を読む。ジョギング。生活費振り込み。『柳孝 骨董一代』読了。昼飯は「大将うどん」で「あぶら麩 中 冷や盛」に「ちくわ天」。うまし。

6月22日(木)
恒例の誕生日ランチ。今回は19日が誕生日のSさんの。いつもの小林食堂。ただ、今回は食事が出てくる時間が遅すぎた。

retty.me

6月24日(土)
会社のFさんから借りた、原田マハ風神雷神』読了。天正遣欧使節一行がミラノを訪れた際、カラバッジョもいたことに気づいた時、作者は楽しかっただろうな。息子、大学のサークルのバーベキュー。1年生の時の去年は先輩任せだったが、今年は買い出しやら焼き担当も。思いの外、楽しかったようだ。『ザ・ファブル The second contact(7)』読了。夜、「ざわざわ下北沢」を見る。フジコ•ヘミングがとてもよかった。また、人間の魅力溢れるきらきらしたシーンがあった。

6月25日(日)
南総里見八犬伝』を読む。夫婦ランチ。今月はかみさんの企画。吉祥寺の「Vietnam French De salita」。ベトナム料理とフランス料理を融合させたという「ベトナムフレンチ」の店。どの料理もヘルシー。そのためか、女性客が多かった。ドラゴンフルーツを初めて食べた。特に牛座布団のロティがおいしかった。

鮮魚とドラゴンフルーツのカルパッチョ

2種のカラフル生春巻き

牛座布団のロティ ~ベトナムコーヒーソース~

restaurant.ikyu.com