息子とママが義母・義妹宅に泊まり、夏休みで帰郷(和歌山満喫)

7月28日(日)
午前中、ブログ更新。『メトロに乗って』を昨夜から再読。読了後、少しだけ仕事。昼前に近所のTくん、Yくん、Mちゃんが遊びにくる。仕事をしたほうがよいのだが、なかなか間が悪くやる気も出ない。午後、息子はYくん、Tくんと市民プールに。ママはおばあちゃんの見舞いに行き、一人になる。仕事をするのがよいのだが、そこから逃避するように本を無性に読みたい。『蒼穹の昴』を再読し始める。16時前から息子たちがプールから帰る。また、家で遊ぶ。『蒼穹の昴』1巻読了。2巻に入る。夜、突然、金魚の「きんちゃん」が今に死んでしまいそうな姿に息子が気づき、大泣き。しばらく泣き止まなかった。その間に死んだ。もう6年くらいは生きただろうか。長くいたのでもう当たり前の存在だった。息子は庭にママと埋めた。僕は今いるほかの金魚たちのために出が少し悪くなっていた酸素の出るモーターを西友から買ってくる。買って戻ってくると息子は泣き止んでいた。

7月29日(月)
研修明け。雨がちで蒸した日。

8月1日(水)
Iさん主宰のモニター懇談会。Y先生にお話いただく。

8月3日(土)
午後からママと息子が義母と義妹のマンションに泊まりに行く。久々に一人でゆっくりする。昼寝をして、夕方から読書。隆慶一郎の『死ぬこととみつけたり』再読。夕飯前に、肉屋にコロッケを買いに行く。ママが用意しておいてくれたオムライスとで夕飯。食後は窓から入ってくる涼しい夜風を感じながら気持ちよく読書の続き。うつらうつらしてきて、そのまま20時半に寝る。

8月4日(日)
早く寝たので、随分早く目が覚める。なんと4時半。セブンイレブンに散歩がてら行く。5時前にスポーツ新聞が来たので買って帰る。朝飯を食いながらスポーツ新聞を読み、6時から仕事。サクッと終わる予定がなかなか終わらず昼まで。途中、待望のマッサージチェアが到着。早速試すがなかなかよい。昼飯後、父に約束していた日ハムの帽子を買いに東京ドームの店に。その後、池袋で実家、ご近所、親戚への土産を西武でみつくろう。いったん家に帰り、一服。夕方から、近所の行きつけの蕎麦屋で軽く飲んで蕎麦。焼酎一杯で酔った。21時就寝。『蒼穹の昴』4巻まで読了。人気の作品だが、以前読んだときの記憶と同じく、今回もあまり気持ちが入り込めなかった。

8月5日(月)〜9日(金)
夏休み前で連日遅くまで働く。

8月10日(土)
帰郷。今回は飛行機。うちを9時15分に出て、途中、関空で昼飯、和歌山駅に着いたのが15時10分。

8月11日(日)
弟が朝、帰郷。僕は朝から、釣りのえさを買いに行きがてら、市内の繁華街をぐるりと自転車で回る。途中、ぶらくり丁のカジュアルレストラン「インターラーケン」に立ち寄り、小腹が減ったのでモーニングを注文。軽いサンドイッチとアイスコーヒー。ジャズが流れる店内で、うまいモーニングを食べながら、店にあった「和歌山市今昔写真帖」を見るという、至福のときを過ごす。昭和20年7月9日の和歌山市の大空襲、繁華街で焼け残ったのは旧丸正と、駿河屋の土蔵だけ、そんな写真もあった。また、賑やかだった旧和歌山駅の東和歌山駅時代の様子などもろもろ。その後、帯井書店で、『史記』3巻が出ているのを知り、購入。
帰宅後、弟の運転でトイザらスに行く。両親からということで、息子がDSのソフト「マリオカート7」を買ってもらう。僕は、翌日久々に会うJちゃんの娘のKちゃんへのプレゼントを。UFOキャッチャーで少し遊んでから、帰る。
夕方から夕飯前まで、紀ノ川で恒例の釣り。いつものハゼはまったくこなかったが、キビレの子どもが入れ食い状態。1時間半程度で10匹以上。夕飯時に揚げてもらい食べる。

8月12日(月)
友だちのJちゃんと9時半に、うちの近所のパチンコ屋の前で待ち合わせ。少し遅れて10時過ぎ出発。Jちゃんの旦那のAさんの車に乗せてもらい、加太の休暇村まで。Kちゃんは写真ではJちゃんにそっくりだと思ったが、会ってみると、お父さんによく似ていた。すたすた歩いて、8月に入ってから一気に話せるようになってきたという。今度の10月24日で2歳。かわいい盛り。休暇村では見晴らしのいい窓側のテーブルで海を見ながら、ちょっと早めの昼でバイキングを皆で食べる。

Jちゃんとは数年ぶり。元気に育児と仕事を両立している様子でよかった。見た目も変わってなかった。ご飯を食べてから、海に降りて磯遊び。海風が心地よく、やっとKちゃんにも会えて、気分は最高、楽しかった。帰りは南海加太線に乗ってみたかったので、加太駅でJちゃんたちとお別れ。僕ら家族は加太駅から電車で和歌山市駅まで行き、そこから弟の車で帰った。

夜、恒例のバーベキューを自宅の庭で、隣りのTさんち、叔父叔母と。息子も張り切って準備をする。みんなで賑やかに食べて、最後はこれまた恒例のすいか割り。一番手でチャレンジした息子が、いきなり見事に半分に割る。去年はすいかに木刀が当たっても力が弱く割れなかったが、今年は力がついたのだろう、あっさり。二番手の隣りのJちゃんが少し残念そうだった。

8月13日(火)
朝、墓参り。帰りに和歌山ぶらくり丁の名店「力餅」に。僕とママ二人で。息子は母と、通りを挟んで向かいにあるドンキンホーテに。僕はわかめうどんと赤飯、ママはきつねうどんを食べる。うどんの「だし」が最高にうまい。うどんも赤飯も素朴でよい。あんころ、おはぎ、きなこ餅の詰め合わせをお土産に。満足じゃ。
夜、中学の陸上部時代の仲間、T、G、Yが集まってくれる。行きは、数十年ぶりに実家最寄りの無人駅の紀伊中ノ島駅から和歌山駅まで電車で行った。和歌山駅近くの「吾餐亭」。その後、僕が中華そばを食いに行きたいとリクエストし、Tおすすめの店に連れて行ってもらう。そこは中華そば専門ではなく、バー「CELL BLOCK」。本格的な和歌山ラーメン(僕ら地元の者は「中華そば」という)で、量は飲んだ後に食べるのを想定してか、少し少なめ。うまい、これまた満足。Tは、焼き中華そば。ひと口味見させてもらったが、見た目は焼きそばで、麺は中華そば、中華そばのダシの濃い味だった。『史記』3巻読了。

8月14日(水)
特に予定がなく、また和歌山市内の繁華街を自転車で回る。そこで、宮井平安堂の書店が2年前に閉鎖されたことを知る。11日に行ったときは朝が早かったので、まだ開いていないのだろうと思ったのだが、今日は隣りの文房具のところが開いていたので店員さんに書店は閉まっているのか尋ねて知った。その場でiPhoneで調べたら、近くの同じ老舗の津田書店ともども2011年の1月に閉鎖していたらしい。知らなかった。去年、おととしの夏に帰ったときに気付くべきだったが、お盆なので閉まっているのだろうくらいにしか思っていなかった。本が好きになってから毎週のように通っていた店なので大変ショックだ。これで和歌山の繁華街ぶらくり丁の書店は帯伊書店だけになってしまった。残念。『死ぬこととみつけたり』上巻読了。

死ぬことと見つけたり(上) (新潮文庫)

死ぬことと見つけたり(上) (新潮文庫)

夕方、再び紀ノ川に釣り。今度はキビレに混ざってハゼも釣れた。それにしても今年は魚があちこち飛び跳ねたり、水面に跡を残しながら泳いでいたりと魚影が濃かった。

8月15日(木)
帰京。9時過ぎの電車で関空に。12時過ぎに羽田に着く予定が1時間遅れて13時半に。遅い昼飯を食べて、15時半に帰宅。リラックスさせてもらえた夏休みだった。