朝と夜のカブトムシとり、スポーツセンターでエアロバイク、M先生に老舗鮨屋に連れて行っていただく、東大のバーで激励会、「探偵はBarにいる」は評判どおり面白かった

7月15日(日)
早朝、カブトムシをとりにいく。朝、5時に家を出てN自然公園に車で。今年はママも一緒。公園に着いたら、先に来ていた親子が公園から出てきた。虫かごにはカブトやクワガタが入っている。ママが「とれた?」と男の子に聞くと、「いっぱいとれた」とのこと。僕らは出遅れて、結局1匹もとれず。ファミリーマートで朝ごはんのパンを買って帰る。午後、義父のところに行く。
夜、朝のリベンジで今度は近所のH公園に息子と二人で自転車で行く。20時半に家を出て公園に着くと、公園内は真っ暗。二人それぞれ懐中電灯で木を照らしながらカブトムシを探す。僕らが毎年のように来ている公園なので、樹液が出てそうな木のありかは分かっている。僕らが着いた後、別の親子連れが2組、矢継ぎ早に到着。樹液のある木は向こうだったが、それを先に見るため、足早に向かう。しかし、樹液の出ているはずの幹に、樹液が出ていない。「ダメか」と思ったら、木の根っこのほうにカブトの雄を発見。樹液を吸っている。息子が慎重に手でつかまえる。「よし!」「やったぜ」「やった」「よかった」という短かな言葉をかわしながら二人は興奮。そして、さらに別の木をみて回ると、すぐ横の木の根っこに、さっきと同じように樹液を吸っているカブトの雄を発見。テンションは最高潮。僕が息子に「いけ」「慎重にな」などと声を掛ける。息子がカブトを木からはがしとろうとすると、足が木にからみついてなかなか取れない。なんとか足もきれないよう力を調整しながらとる。早朝のダメな結果にあきらめず、再度チャレンジしてよかった。
帰ってきて息子が寝た後、28日に迫ったソウル旅行の具体的な予定についてママと話し合う。2泊3日と短期間なので奇をてらわずオーソドックスに過ごすこととした。参鶏湯、焼肉、冷麺、石焼ビビンバの店の当てをつけた。宿泊する明洞近辺のほか、キョンボックン、仁寺洞、ナンデムシジャンに行く予定。
子母澤寛「父子鷹」の上巻読了。前半はだいぶん急いで筆を進めていた感じでせわしなかったが、中盤以降はこれぞ勝小吉という心意気のある男を、子母澤寛持ち前のからっとした文体で書いてくれており、期待どおりだった。

7月16日(火)祝日
午前中、仕事。昼飯後、ひと休みしてから市のスポーツセンターに初めて行く。2時間300円でトレーニング室の利用ができる。エアロバイク25分を3セット。気持ちよく汗をかく。こんな感じて軽い運動を1週間に1度、できる範囲でやっていければいい。仕事、雨、家族の予定で行けないときはそれでよし。帰宅後、シャワーを浴びてしばらく、うとうとする。夕方と夜に少し仕事。「父子鷹」下巻も一気に300ページあまり読む。

7月17日(火)
朝から夕方まで某大手カフェチェーンの取材。午前中は店舗で撮影。午後は本社で社長インタビュー。ジャーナリストのTさんとカメラマンのKさんと。取材後、16時出社21時まで。

7月18日(水)
途中1時間半の打ち合わせを挟み、地道な作業を夕方まで。夕方からパソコンのキーボードの変換が反応しづらくなる。空き容量が少なくなったことが原因のようだ。CドライブからDドライブに一部のフォルダを移動させる。その時間にかなり時間がかかりそうだったので、PCをつけたまま帰る。メガネドラッグに寄って、新しいメガネを受け取る。鼻やこめかみへの当たりが柔らかで、なかなかよい。「理科系の作文技術」読了。

7月19日(木)
M先生と夕方打ち合わせ後、銀座で130年続く(と後で知った)老舗の鮨屋「二葉鮨」に連れて行っていただく。お造りに始まり、お店のお任せコース。何から何までうまかったなあ。貴重な新子までいただいて。話題は仕事関連だけでなく、なんと仏像鑑賞まで。18時頃から20時半ころまで。ただ、感謝ばかりです。
http://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13014814/

7月20日(金)
午前、A社のHさんと初めてお会いする。ご挨拶を兼ねた執筆の打ち合わせ。自分の言葉を話しながら感覚と合っているかを確認する様子に好感。本題以外の話で、ひょんなつながりがあることが分かるなど、不思議な縁を感じる。午後、地道な作業を進める。夜、専務企画による新入社員Sさんの激励会を東大のバーで。Hさん、Kさんと一緒。ハイボールは、ジンジャーが効いている独特なもので美味しかった。帰りに池袋駅の本屋でSさんおすすめの「ミレニアム」の、2巻を買う。24時帰宅。
東大のバー:http://www.ginza-s.com/group/s.html

7月21日(土)
「父子鷹」下巻読了。ここで描かれている勝小吉の気風に触れていると、心が晴れ晴れする。午後、ママがコンサートに出掛け、息子と二人。もっぱら僕は「ミレニアム」を読んで過ごす。夕方、息子と夕飯に北口のラーメン屋に初めて行く。まずくはないが、次はもう行かなくていい感じ。スープがぬるく、化学調味料の後味がやけに残る。帰りに西友に寄って、1学期の皆勤賞に、ダンボール戦記のプラモデルを買ってやる。帰宅後、息子はひたすらプラモデルを作り続け、完全に一人で仕上げまで。この辺は僕と違って器用なところだ。
息子が21時に寝てから、「探偵はBarにいる」をみる。評判どおり面白かった。ポンコツの車、これは光岡自動車のビュート、田口トモロヲ扮する新聞記者の松尾、朝食のナポリタンを食べに行く喫茶店でいつも色目を使ってくるウェイトレス、オカマバーの面々、ソープランドの呼び込みの源ちゃん、松重豊演じる桐原組の若頭など、脇役の人たちで描かれる世界観から、探偵物語を思い出す人も多いだろうなあ。大泉洋松田龍平のコンビもよかった。23時過ぎ、ママ帰宅。