多摩川の通称「化石島」で化石採集

5月20日(日)
朝、多摩川の宿河原堰堤近くの通称化石島に向けて車で出発。国領まで順調にいったが、そこから狛江に向かう途中で、ナビの案内と事前に調べておいたGoogleマップの案内が異なり、迷う。昼前に、何とかたどり着く。

地図はこちら。

調べたところ、この場所の泥岩層は、今からおよそ120万から140万年くらい前のものという。もともと海だったらしく、採れる化石は貝類。浅い川岸に、泥岩層がむき出しになっていて、すでに家族連れやボーイスカウトの子どもたちがたくさん来ていた。川はごく浅いので、子ども連れでも安心。ボーイスカウトの指導者のおじさんに声を掛けると、貝の化石を見付けていた。比較的簡単に採れるらしい。ワクワクしながら、ゴムハンマーとマイナスドライバーでこつこつやっていると、1時間もかからないうちに、息子が「あった!」と喜びの声。そして、駆け寄ってきた。

化石そのものではなく、「貝化石の跡なのでは!?」という気が、今となればしているのだが、まあよし。僕も本気で集中してコツコツやっていく。すると、化石の跡らしきものはたくさん採れて、さらに、これは明らかに化石そのものだろう、というものも幾つか採れた。

こんな感じ。これは実はもともとは割れていなかった。採る途中でもろい地層をうまくはがせず、割ったしまったもの。残念。そして、これ。

ママも、僕と交替で採集。途中、ママが作ってくれた弁当を食べて、結局14時半ころまで。家族3人、夢中になった時間だった。