国営昭和記念公園(天皇賞の感想も)

 昨日の日曜日、家族でピクニックがてら弁当をもって行く。多摩モノレール立川北駅から歩いて向かう。
 入り口の「みどりの文化ゾーン」では農業祭が開かれていて、地元で収穫した「うど」などの農作物の店ほか、焼きそば、フランクフルト、綿菓子などの普通の出店もたくさん並んでいた。綿菓子、お茶の葉を買う。ぼくの故郷の和歌山(のどこかの都市?)からも、友好都市ということで店が出ていて、紀ノ川柿などを売っていた。 
 秋の青空に、胸いっぱいに心地よさが広がる。園内はちょうど銀杏が黄色に色づいていた(匂いはくさいけど…)。

 この公園は、広くて、素朴に遊べるところがいっぱい。アトラクションごとに決まった遊びを料金を払って楽しむというのではなく、体を動かして自由に遊べるのがいい。みんな好きに楽しんでいる。トイレも、売店もまったくストレスを感じない程度に設置されていて親切設計だ。

 「みんなの原っぱ」で弁当を食べた後、息子とボール遊び。原っぱの傍らにある小さなコスモス畑を抜けて「こどもの森」へ。よじ登るものいろいろ、霧が吹き出ている場所、大きな大きなハンモックなどがあり、中でも、白いゴムをドーム型にして張ってその上でトランポリンのように飛び跳ねて遊べる「フワフワドーム」は大人気。大人も一緒になって靴下を脱いで、いきいきした表情で飛び跳ねている。ぼくも、かみさんも、一緒になって遊んだ。まさに童心に返るという感じ。

 肩でふうふう息する感じまで遊んでから、園内の奥にある大きな大きなコスモス畑へ。ただ、残念ながらこちらはほとんどがもう枯れてしまっていて終了していた。もうあと1週間早く来ていれば、素晴らしい光景が見られただろうというほど広い広いコスモス畑だった。そこから、パークトレインに乗って、元の入り口に戻ってから家路につく。

 また、パークトレインに乗っている最中、天皇賞をラジオで聴く。ウオッカダイワスカーレットディープスカイのレコード決着のこのレースは競馬史に残る名勝負といっていい。リアルタイムで聴いてよかったぁ。ウオッカ、ダイワの写真判定が随分長引いたこともあって、しばらく余韻覚めやらない心境で静かな興奮が続いた。