4月8日池袋演芸場〜菊之丞・市馬・正蔵さん〜

 4月8日、東京大学の「雇用システムワークショップ」
 (http://das.iss.u-tokyo.ac.jp/future/koyou.html)に参加した後、
 久々に、池袋演芸場に行く。

 池袋の4月上席夜の部は豪華なメンバーで、寄席は満杯。
 主な顔ぶれは、春風亭百栄林家正蔵柳家権太楼、柳亭市馬に、
 主任は古今亭菊之丞

 菊之丞は今年の正月に池袋でみたとき、
 この人は今後、生で聴いていきたいと思った人。
 
 6時前に着いたので、百栄さんは聴けなかったが、
 正蔵さんは「西行鼓ヶ滝(さいぎょうつつみがたき)」。
 軽いけれど、しっかり聴かせる雰囲気のある高座。
 
 権太楼さんは、得意の酒のからむ噺。

 市馬さんは「粗忽の釘」。
 いつもながら、落ち着いた余裕たっぷりの噺ぶりで聴いていて心地よかった。
 市馬さんはどの噺でも、必ず楽しませてくれる。

 そして、菊之丞さんは「明烏」。
 名人文楽さんベースの噺で、ずいっずいっと噺を進める。
 声も、身振り、手振りもさすが。
 やっぱり、今後も生で見聴きしていきたい。