2010鈴本初席

 1月6日、鈴本初席(夜)に行く。
 鈴本に行くのは初めて。

 ・マジック ダーク広和
 ・落語 柳家甚五郎(黄金の大黒)
 ・漫才 昭和のいる・こいる
 ・落語 入船亭扇橋(つる)
 ・落語 柳家はん治(新作落語?居酒屋のオヤジにユーモアたっぷりにからむオヤジ)
 ・音曲 柳家小菊
 ・落語 三遊亭金馬(七草)
 ・寿獅子 太神楽社中
 ・ものまね 江戸家猫八
 ・落語 柳亭市馬山号寺号)
 ・落語 柳家権太楼(新作落語。船で世界を夫婦で周遊する噺)
 ・紙切り 林家正楽
 ・落語 柳家さん喬(妾馬)


 昭和のいる・こいるのおふたりは、毎度のことながら、
 どうしてこれといったオチもない日常の会話をしているのに面白いんだろうなぁ。
 
 柳家はん治さんは初めて知った。声が渋い。

 小菊姐さんは一昨年に池袋で聞いて以来。
 きりっと美しい姐さんが都々逸をやると見惚れ、聞き惚れてしまう。
 
 金馬師匠はさすがという感じ。面白さと粋、親しみやすさが凝縮された一席。
 七草という珍しい噺。

 猫八さんを見れたのも嬉しかった。

 この日の一番は市馬さん。どっしりしていて粋。
 「おあし」は千円でなくてもよいと思ったが(10円とか昔どおりで)。

 権太郎さんの噺は前も聞いていたが、やはり笑ってしまう。客席は爆笑。

 正楽師匠の紙切りは寄席ならでは。身をまかせるように見て聞いて和む。

 さん喬師匠はちょっと時間が忙しかったが、
 後半は客席がシーンとなるほど、皆が噺に没頭する。
 情感豊かに描写する様はさすが。