下北沢に行く、息子の赤城の移動教室、第2回のギター発表会、「東京バンドワゴン」と「ブルージャイアント」に感動

10月4日(日)
 年末年始に和歌山に帰郷する航空券を予約。今回は12月30日から1月4日まで。息子、10時から13時まで定例の塾の模試4教科。国語、算数、理科、社会。社会は日本史。最近は日本史に興味を持ってきたとのこと。詳しい本がほしいということなので、本屋で見繕うこととする。
 僕は高校時代、日本史のH先生に教えてもらい、日本史が大変面白くなり、当時、親に日本の歴史の百科事典のセットを買ってもらった。それを読んで知識を深め、また恩師のJ先生から本を読む喜びを教えてもらい、本を日々読むようになった。最初に読んだのがやはり歴史小説。日本史ではないが、司馬遼太郎の『項羽と劉邦』(新潮文庫)の上下巻。続けて吉川英治の『三国志』(講談社文庫)全確か8巻。むさぼるように読んだ。授業で歴史を学びながら、百科事典や小説で深く知り、楽しんだ。
 息子に選んだのはまだ小学生ということもあり、西東社の『超ビジュアル!日本の歴史大事典』。見た目はカラーのマンガがベースだが、中身は意外にしっかりとしかも濃い。興味をそそる歴史の脇道の逸話なども盛りだくさんで、楽しめると思い選んだ。西東社の本は、僕が4月に入院したときに世界史の本を読んだが、これも編集がうまくしっかりしていた。

超ビジュアル!日本の歴史大事典

超ビジュアル!日本の歴史大事典

 日にちは忘れてしまったがこの頃、アマゾンのプライムビデオで、『ヒトラー〜最期の12日間〜』をみる。以前にみたものだったが、軽い気持ちでみていたら、結局2時間半一気に。それにしてもアマゾンプライムビデオはいい。もともと、素早い配達が魅力でプライム会員になりそれなりに満足していたが、今回プライムビデオがみられるようになって、さらに満足度が高まった。スマホタブレットのほかに、「Fire TV Stick」を使えばテレビでも映画やドラマが無料でみられる。

Fire TV Stick(2015年発売モデル)

Fire TV Stick(2015年発売モデル)

 
 また、もう一つ、「dマガジン」というサービスも利用し始めた。30日間無料お試しがそろそろ終わるが、契約を継続しようと思う。月500円弱で、いろいろな雑誌の主な記事ほとんどが読めるサービス。通勤の帰りによく利用している。

10月10日(土)
 先日、かみさんが郡山の実家に行っていたときに息子と行ったラーメン屋の「せい家」に、今度はかみさんも一緒に三人で行く。

10月11日(日)
 ギター教室。先生が新居に移りそこでの初めて。「五番街のマリー」、後は月末に近付いた発表会の曲決めに向け、数曲試す。

10月12日(月・体育の日)
 久しぶりに、朝から一人で町に出掛ける。20年以上ぶりの下北沢と、高田馬場。下北沢はその昔、イッセー尾形のひとり芝居をスズナリに観に来た以来。町の記憶ももはやだいぶん薄らいでいたが、スズナリの周辺は変わっていなかった。駅前は再開発の途中のため、ごちゃごちゃしていた。カレーのフェスティバルをしていたようで、さまざまなカレー屋をめぐる若い人たちの姿が目立った。下北沢は、劇団とカレーと、喫茶店・古書の町。そんな感じがした。午後は高田馬場の僕が住んでいたアパートの周辺をめぐり芳林堂書店で本を買う。僕が住んでいたアパートは今もあり、今も人が住んでいた。もう築50年は経っているんじゃないかな。リフレッシュして帰宅。

10月14日(水)〜16日(金)
 息子が、学校の「移動教室」で群馬の赤城に泊まりがけで行く。修学旅行みたいなものだ。生まれてこの方、泊まり掛けでは僕ら両親と離れたことはなく、今回が初めて。前々からとても楽しみにしていて、期待どおり楽しかったようで、帰ってきたときはひと回り精神的に成長したような頼もしさも感じられた。行きのバスでは、生徒が一人ひとり歌をうたうということで、息子はマッチの「ギンギラギンにさりげなく」のCDを持って行き、盛り上がったようだ。本人は盛り上がったとは特に言ってはいなかったが、友だちのお母さんがその息子から聞いたと言ってうちのかみさんに話してくれた。皆が自分の曲の歌詞を書いたのを集めた冊子を事前に見せてもらったが、西野カナやら、セカオワやら、ミスチルやら、いろいろだった。

 10月14日の夜は、うちの会社の新旧トップ入れ替わりのごくろうさま・お祝い会を「白金アートグレイスクラブ」で。帰りはいつものように同じ池袋線のIさんといろいろ話ながら帰る。

10月24日(土)
 午前中息子の土曜参観。今回は2時間目の理科のみみる。3時間目以降は防災訓練その他で、そこはかみさんにお願いした。理科は「支点、力点、作用点」について学ぶ。僕も授業を聞きながら、どこが支点で、どこが力点などと考え、頭の中で答えていたがすべて正解。まだ、何とか覚えていたようだ。午後は息子が4月から通うことになる近くの中学校の部活見学会に。パソコン部、理科部、吹奏楽部などを見学。僕は自分が中学の頃入っていた陸上部の練習も少し眺める。息子は体育会系は入らなそうで少し残念だが、ともあれ好きなことならよし。

10月25日(日)
 午後ギター教室。31日の発表会まで1週間を切る。発表曲は今回は吉田拓郎の「たどり着いたらいつも雨降り」とブルーハーツの「青空」の2曲に決定。リハーサルをして、先生に修正点を指摘してもらい、後は家で仕上げることとする。

10月30日(金)
 年休。発表会前日でギターの練習をしたり、本を読んだりして過ごす。

10月31日(土)
 2回目のギターの発表会。詳細はこちら。予定どおり吉田拓郎の「たどり着いたらいつも雨降り」とブルーハーツの「青空」を弾く。今回の参加者は12名。高校生のHくん、僕の父と同じ年の74歳のKさん、自称フォーク担当(!?)のGさん、中学2年生のユニットの女の子の二人組は、前回の発表会も一緒でした。このほか今回初めてお会いした、25歳のHさん、33歳のEさん、40歳のIさん、トラックの運転手のFさん。それに、娘さんの文化祭を見終えてから参加のYさん、セミプロのSさん。また、今回は中学生の二人を見に、音楽事務所の方まで来る。懇親会はKさん、先生に、Iさん、Eさんと僕で、ひばりヶ丘海んちゅ」。

11月1日(日)
 かみさんが午後から幕張メッセにコンサートを見に出掛ける。息子が風邪で咳がひどい。夕飯は外食と思っていたが、息子の咳がひどかったので、スーパーで鮨、総菜、蕎麦などを買ってきて食べる。

○この間読んだ本、見た映画
 本では『東京バンドワゴン』シリーズを夢中で読んだ。文庫で出ている8巻まで一気に読んだ。読んで人の有り様を学び、感動し、楽しんだ。また、マンガも久々の大当たりは「ブルージャイアント」。サックス奏者の若者が世界的なジャズマンになる物語だが、これまで6巻出ている。これも一気に読んだ。歴史小説の『破天の剣』は島津家久の話。これも面白かった。
 映画は、数年前に見たジョンウェインの西部劇「大いなる男たち」を再度。アマゾンプライムビデオで「裏切りのサーカス」は難解だった。その他、松田優作DVDマガジンでは8〜10巻まで「探偵物語」シリーズを見る。

破天の剣 (時代小説文庫)

破天の剣 (時代小説文庫)