『花のれん』に感動、紀州藩関係の本いろいろ

10月16日(水)
台風26号、伊豆大島で大きな被害。死者17名、行方不明46名。僕は朝出社を遅らせて9時前に出て、10時過ぎに着く。

10月17日(木)
昨夜、帰りは肌寒いくらいだった。今日からスーツの上着を着る。くしゃみ、鼻水のアレルギー反応あり。

10月26日(土)
外来。帰りに、前回と同じように西武池袋上の「九州じゃんがら」でラーメンを食って帰る。山崎豊子の『花のれん』を先の『暖簾』に続けて読んでいるが、こちらも大変面白い。戦前の大阪船場の心意気は江戸の粋と共通の価値観だったのではないかと感じる。

10月27日(日)
午前中少し仕事。昼、「マルちゃん正麺うどん」を初めて食す。稲庭うどんのような麺に、「だし」がなかなかいける。わざわざリクエストして買っておいてもらったのだか、期待どおり。昼飯後、義父のところと散髪に。帰宅後、近所のTくんとデュエマをして勝つ。

10月29日(火)
『花のれん』読了。感無量。帰りにツタヤで映画「花のれん」のDVDを探すがなし(オンラインもなし)。先日ゲオも探したがなし。iTunesでもなし。amazonのDVDもなし。ちょうど池袋文芸座で山崎豊子特集があり、11月6日(水)に「花のれん」を上映するのだが平日はさすがに厳しく行けない。さて、どうすればよいか。

花のれん (新潮文庫)

花のれん (新潮文庫)

10月30日(水)
午前中健康診断。午後は休み。久々に平日の休みで遊びに行きたいところだったが、バリウムを飲んでいたので、昼飯だけ食っておとなしく家に帰る。池袋西武の地下の食品売り場内の店に併設されている食事ができる店のうち「銀座 天一」で、かきあげ丼。うまかったが、1300円以上するのは少し高めの印象。
帰宅後、『幕末単身赴任 下級武士の食日記』を読み始める。紀州藩の下級武士の、参勤交代時の江戸在勤生活での食生活を記す。紀州藩の下級武士、というのはうちの先祖と同じで親しみを覚える。しかも面白い。

幕末単身赴任 下級武士の食日記 (生活人新書)

幕末単身赴任 下級武士の食日記 (生活人新書)

読んでいると、「南紀徳川史」という書籍があるのを知る。これはひょっとして僕が大学のころ、院生しか入れない図書館の一室(学部生は特別な手続きが必要な部屋)で先祖のことを調べた際に読んだ本だろうか。身近な人が出ていそうで、うちの先祖も出てるかなと読みたくなって古本屋の相場を調べ、図書館でのありかを調べる。レファレンス協同データベースによれば「国会の総合目録で検索。全18巻(各巻単価11,000円)の資料で、全国でも所蔵しているのは茨城、和歌山、広島、山口の4県のみ。」とのこと。「日本の古本屋」では全18冊揃いで8万5000円だった。なかなか読めん。チャンスをうかがうこととする(後日、食日記を読み進めていると「小梅日記」が出てきたのでせめてこれは読もうと東洋文庫版を注文)。

11月2日(土)
朝からどんよりとした天気で寒い。昼、ママと息子が二人で今話題のセンプレピッツァに。激安でしかも大変うまかったらしい。二人のデートとのことで僕は一人家で昼飯。わびしいがゆっくりもできたのでよし。夜は日本シリーズをテレビでみる。アンチ巨人楽天を応援している。マーくんでまさかの負けたが、勝負だから負けることもある。最終戦で優勝を決め、ぜひ星野さんを胴上げしてほしい。