よい宿題、コクワガタ今年も家に舞い込む!、ワンピース展行けず仕舞い、ロッパ『悲食記』、息子の参観日

6月10日(日)
朝10時前から仕事。昼飯を挟んで16時まで。途中、息子とママをイトーヨーカ堂まで車で送る。息子の宿題に、運転標識やゴミのリサイクルのマークなど、巷にある様々なマークを20個記録するという作業があり、それを探しがてらイトーヨーカ堂から自宅まで帰ってくるという。僕は仕事のため送っただけ。二人は、デジカメにマークをたくさん撮影して帰ってきた。息子は、撮影した画像を見ながら、提出用紙にマークの絵を描き、簡単な説明を付した。なかなかいい宿題だ。
コクワガタのメスが自宅ドアの前で転がっているのをママが見つけ、息子が喜ぶ。ここに引っ越して6年。そのうち、コクワガタが飛び込んできたのはこれで3回目になる。2回はうちに、1回は隣のMさんちに飛び込んできたのをもらった。夜、ママと6月の月間計画を遅ればせながら行う。

6月11日(月)
朝4時起きで7時まで原稿を書いてから出社。朝、ひと駅歩く。Sさんが体調不良で休み。原稿のまとめに傾注。さすがに15時ころから集中力が低下。問い合わせ対応をしているうちに集中力が少しばかり持ち直す。

6月12日(火)
朝、ひと駅歩く。気分はとりわけよかった。しかし、会社で原稿を書いているうちに機嫌が悪くなってくる。夜、持ち直して原稿の仕上げを進める。一日の始まりは気持ちよかったが、終わってみれば疲れた日だった。

6月14日(木)
原稿を編集長に出す。ワンピース展に行くが、当日券なく入れず。慌ててセブンイレブンで明日以降の前売りを買おうとするが明日分はすでに売っておらず、明後日、最終日の明明後日も残席なし。無理にでも早めに行っておくべきだった。無念。あおい書店で、荒木先生の『労働法』を買う。青山ブックセンターで、古川緑波の『悲食記』、立川志らくの『雨ン中の、らくだ 』を買う。帰りにロッパを読み始める。戦争末期にうまいもんを求める姿は、どこかユーモラスで読んでいて楽しい。

6月15日(金)
朝、ひと駅歩く。ロッパの『悲食記』が面白く、今朝の通勤電車はそれを読む。Fさんへの宿題の対応を終日。飲んで帰りたい気持ちを抑えて帰る。『悲食記』読了。

ロッパの悲食記 (ちくま文庫)

ロッパの悲食記 (ちくま文庫)

6月16日(土)
息子の参観日。1時間目は国語。担任の先生の若さを感じる。声の抑揚や生徒との間合い、硬軟付けたコミュニケーションなど、ただ教科書を読んでいただけでは身に付かない人間的な力がまだ乏しく、言動が表層的。でも、まあ及第点とみた。1、2年生の時の先生が素晴らし過ぎたのであり、その先生を基準に考えてはいけいない。公立の若い小学校の先生なんてそんなものだと思う。クラスの問題児的な言い方がされる子もいたが、大したことはない。授業中いらない質問をしたり、ぺちゃくちゃしゃべっているだけ。それぞれお母さんが参観に来ていたし、子供への愛情がなさそうでもなかった。僕らの子供の頃に比べたら、みんな真面目だ。息子は相変わらず手を挙げず静かに聞いていたが、ノートをみる限り授業は理解していたし、休憩時間は友達と楽しそうにしていたのでよかった。
参観は午前中4時間目までで終了。途中、3時間目の授業は参観対象から外され、その分保護者対象の専門家を招いた子育ての講演会を学校が企画。これまでは授業参観終了後に実施していたのを、参加者が少なかったために参観の途中に挟んだようだ。学びの機会を提供する姿勢はありがたいが、学校は親を教える立場にはない。参観日の参観できる授業を見せなくしてまで講演会を行うのは傲慢である。すべての授業が終了した後では講演会への参加者が少なくなり登壇者に申し訳ないということは分かる。しかしそれは、親の意識が低いからではなく、ニーズの乏しい講演を企画実施しているからだととらえるのが真摯な姿勢というものだ。今回の措置からは、学校は親を教育する立場にあり、意識も自分たちのほうが高いと思っていることが透けて見える。親はそう馬鹿ではない。またもう一つ、土曜参観は平日の参観とは違い、多くの父親が参観できる貴重なとき。その貴重な参観時間を1時間非開放にすることをよしとするのは、傲慢さゆえの無神経だと思う。
夕飯は近所の回転寿司屋の銚子丸。賑やかなのはよいが、いちいちオススメの品を次から次に現品をみせながらアピールされるのは落ち着かなかった。くら寿司の方が安いし、落ち着いてマイペースで食べられてよい。味もそう違いはないと思ったが。
夜はBSで「ロード・オブ・ザ・リング 」を見る。もう何度も見た作品だが、そのたびに気持ちが入る。ガンダルフよ、早く復活してくれ。