多摩川に釣りに行く

9月4日(日)
映画「パピヨン」を見る。
S・マックイーン、D・ホフマン共演で、
南米仏領のギアナのデビルズ島にある監獄が舞台。
20世紀前半の実話がベースである。
タイプの違う二人がもう一人の仲間と組んで苛酷な監獄からの脱獄を図るが、その成否の結果のみで映画が終わらないところに、不思議な面白さがあった。
一時、脱獄に成功したマックイーンが流れ着いたのは
原住民が暮らす島。
美しい海に囲まれ、のんびりと、若い女とともに時を過ごす。
パピヨンは自分の名の由来である胸の蝶の入れ墨を彫るよう、
族長らしき人に依頼され、施す。
それが終わると、パピヨンが寝ている間に、
礼の品である数個の真珠とともに、原住民はいなくなる。
メインの監獄での話よりも、
この挿話が美しい映像とともに印象に残った。
苛酷な世界と正反対の楽園のような世界が同時にある不思議さ。
ところで、南米仏領ギアナは今も存在し、フランスのレジオン(海外地域圏)である。
旧植民地時代のなごりだろうが、「海外地域圏」というのは初めて知った。

9月6日(火)〜9日(金)
外部イベントにブース出展。

9月8日(木)
午後、某電子部品メーカー大手に取材。
念入りに取材用資料を準備くださり、部長自らが対応くださる。
感謝。

9月10日(土)
息子と多摩川の是政橋近くまで、釣りに行く。
初めての道を長く車で行くのは不安なので、電車で。
前夜に買っておいたミミズの餌をもって、はるばる1時間。
南多摩駅で降りて歩いて向かう。
サントリーの工場近くの鉄橋の下が安全そうだったので、そこで。
4時間ほどで、ウグイ、ニゴイ、オイカワなど、息子は11匹。
(僕は息子のサーブに傾注し、1匹だけ)
遠くまで連れていって釣れないとかわいそうと思っていただけに、
ほっとした。
次回は下見運転をしたうえで、車で連れて行ってみようと思う。