最近読んだ本

『十代目 金原亭馬生 噺と酒と江戸の粋』
…「何でもいいんだよ。でも、どうでも良くはないんだよ」という馬生さんの了見。

十代目金原亭馬生 噺と酒と江戸の粋

『海賊の世界史　上』
…国家の力を海賊（特定の集団）が上回っていた16〜17（18）世紀だからこその“開放感”。バルバリア（エジプト海岸からジブラルタル海峡の突端に至る地域）の海賊、ハイルッディンという男がとりわけ印象的。

海賊の世界史〈上〉 (中公文庫)

『変身/掟の前で　他２編』
…初めて「変身」を読む。カフカは不条理をユーモアやウィットにつつんだエンターテインメント小説として愉しめるのを改めて実感。

変身,掟の前で 他2編 (光文社古典新訳文庫 Aカ 1-1)