過去10年のレース傾向からは、下記の4点が注目される。
1.ローズS1〜3着馬を信頼:優勝馬10頭中7頭がローズS組で、そこでの着順は03年の三冠馬スティルインラブ以外は1〜3着。また、連対馬20頭でもみても14頭がローズS組であり、その着順は3着以内が11頭、残り3頭のうち2頭が5着となっている。
2.キャリア11戦以下で3勝以上:連対馬20頭のうち、99年のブゼンキャンドルを除く19頭が11戦以下。また勝利数では連対馬中17頭が3勝以上。
3.芝で連対率4割以上、優勝馬は8頭が6割超、最多勝利馬に注目:連対率が4割未満は連対馬20頭中4頭のみ。また、優勝馬は8頭が6割を超えていた。また、最多勝利が今年のように4勝(マイネレーツェル)の年は5回あり、そのうち4年間で優勝
4.重賞3着以内:連対馬中18頭が重賞で3着以内の実績あり。
まず、1点目のローズS組の条件では、マイネレーツェル、ムードインディゴ、レジネッタが残る。ちなみに人気の一角トールポピーはローズS6着。着外で来たのは連対馬20頭中1頭でレース傾向からは厳しい。
次に、2点目のキャリアと勝利数では、①マイネはキャリア12戦で×の一方、最多勝利の強みがあり、②ムードはキャリアは満たすが勝利数が2勝で厳しく、③レジネッタはキャリア・勝利数とも条件を満たす。
さらに、3点目の芝の連対率では、マイネ、ムードが×で、レジネッタは4割ちょうどでOK。最後の4点目の重賞実績では3頭ともクリアしている。
雨ならローズSの教訓からマイネを推せるだけの条件がそろっているが、今日は好天なのですべての条件をクリアしているレジネッタとする。
なお、買い方は常に複勝。
<08年の予想成績>23戦13勝