幼虫とり

 11月23日(祝日)、息子と幼虫をとりに行く。
 ねらいはカブト虫の幼虫である。
 行き先は、森林保全地域になっている近くの公園。
 夏に二人で、カブト虫のメスを獲ったところだ。

 公園の地面は、ふさふさの落ち葉におおわれていた。
 カブト虫はクヌギの木に来るので、クヌギの木の根元の落ち葉を払って、
 幼虫を傷つけないように、スコップで優しく掘る。
 思ったより、土が固い。
 間もなく、1匹、2匹と発見する。
 その後、公園内のクヌギの木をめぐって、全部で5匹とる。
 ただ、これらの幼虫はまだまだ小さく、何の幼虫かまでは分からない。
 
 その後、持ってきていたおやつを食べて一服してからどんぐりを拾う。
 どんぐりはほとんどが小さな穴が開いている。なぜかな、と思って口に出したら、
 息子が「それはどんぐり虫が家にしているからだよ」と言う。
 半信半疑のまま公園を出る。

 バッティングセンターに寄ってから家に帰る。
 最近、息子はバッティングセンターで、トスバッティングをするのを楽しみにしている。
 僕も、105キロ、110・120・130キロのランダムで打っている。
 (翌日からしばらく体が痛くなり困るが、結構楽しい)

 家に帰ってから、どんぐり虫のことをかみさんに聞いてみると、どうやら本当らしい。
 (正式にはゾウムシの幼虫のようだ)
 やるな、息子よ。